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2012年10月14日 (日)

Heathrow、成田@エジンバラ

早朝にもかかわらず知人に空港まで送ってもらい、朝9:30にエジンバラを発つ、名残惜しい。ヒースローで成田行きに乗り換え、あとは座りっぱなし。翌日の朝9時に成田に無事到着。


朝9:30にエジンバラを発つ。写真は機上から観たエジンバラのフォース鉄道橋。昨日横を走った橋。なんと1890年に建造。ヒッチコックの映画「三十九夜」に出てくるらしい。
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国内線で、朝ご飯、こちらはけっこう美味しい。
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Heathrowは快晴!もう一度、ロンドン市内に立ち寄りたいところw。
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こちらはBritish Airwaysの機内食。行きとほとんど同じ。味は保留としても量が少ない気が・・・。ただ、十時間以上身動きがとれないのだから、これが適量と自ら納得w。
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月曜日に成田に予定通り9時到着。
今回はロンドンに2週間、スコットランドに1週間の滞在。やはり長期滞在の旅行は腰を落ち着けて、雑多な文化を身体で受け止めることができ、とても素晴らしい。次はいつ行けるのかなぁw。

2012年10月13日 (土)

Rosslyn Chapel,THE PEAT INN@エジンバラ

B&Bで朝食後、市内からさほど遠くないRosslyn Chapelへ。その後はスコットランド議会建物を見学後、楽しみにしていたミュージカル「オペラ座の怪人」をこれまた古い劇場で鑑賞。夜はエジンバラから車で1時間半を要する田園地帯にポツンとあるレストランで食事、これが格別。イギリス最後の夜にイギリスの(スコットランドのww)おいしさを確認。

朝はエジンバラ滞在中世話になっているCameron B&Bでフルブレックファースト。トマトの横はハギス。ここは朝食からハギスがでてきた。ちなみにフェリーの食堂でこのフルブレックファーストを食べている方々を観察していると。トーストをこの大皿にのせてナイフとフォークでトーストを切った後に、これらハギスやら卵やらを上手にトースト断片に乗せて食している方も多くいた。@Cameron Bed & Breakfast
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Rosslyn Chapel ロスリン礼拝堂 映画「ダ・ヴィンチ・コード」のラストに登場した教会の遺跡。映画のおかげか立派なビジターセンターを併設。映画のシーンは失念したが、彫刻による装飾が豊かで一般的なキリスト教の装飾とは異なった原始的な彫刻が散見されて非常に面白い史跡。その数々の彫刻には小説さながらの謎が多々隠されており、現在でもここに聖杯やキリストの遺骨が隠されている等の噂があるらしい。(現在、史跡内は写真撮影禁止)@Rosslyn Chapel
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エジンバラの市内の王宮を門の外からちょっとだけ覗く。
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The Scottish Parliamentスコットランド議会 1998年にイングランド議会から独立。そして、2004年に建てられた新議事堂の建築が見事とのことで見学。スペインの建築家によるものだが、建造費の高額さ外国の建築家の登用が物議をかもしたとのことw。ただ、古い建物との調和という視点では疑問も残るだろうが、やはり見事な建築で、賛否に関わらず、こういったチャレンジをしていることが欧州の凄みかと。尚、この議事堂のお披露目式には俳優のショーン・コネリーやブレア元首相(ともにスコットランド出身)なんかも来ていて、式典のVTRなんかも見ることができる。@The Scottish Parliament
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傍聴スペースの椅子、スコットランドの形をしているw。@The Scottish Parliament
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議会内の食堂でお食事、ブロッコリのスープなのだが、けっこう美味しい。ただ、ボリュームがある。
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珍しくスプレーアートが街角に。
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ファッジ、非常に甘~いお菓子。最初は驚くような甘さながら、味わうと上品な甘さでお茶にあう。
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マチネのミュージカル「オペラ座の怪人」The Phantom of the Operaへ。劇場はEdinburgh Playhouse、こちらも古くて貫禄ある建物。
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主役のクリスティーヌの歌が見事でメロメロにw。新聞評でもファントムとクリスティーヌが秀逸との評価だったよう。地方公演になるのでセット等は多少工夫がしてあり、若干ロンドン(NY)とカラクリが異なるが、そのハンデを役者の演技が穴埋めしているのが吉。@Edinburgh Playhouse
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これはEdinburgh Playhouseの劇場建物。装飾が見事。オペラ座を舞台としているだけに、こんな劇場で観劇すると客席と舞台が一体化して、余計気分が盛り上がる。@Edinburgh Playhouse
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夕食まで時間があるので、エジンバラの街を散策。こちらは古地図屋、各種各国の古地図が販売されており、日本地図(大正時代くらいの英文のもの)まであった。
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市街地の夕焼け。
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エジンバラ大学の学生会館。学生会館としてはイギリス最古の建物らしい。こちらのバーでビールをいただく。
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夜は9時からエジンバラ郊外(田舎のレストランTHE PEAT INN)で食事をするためにドライブ。写真にうっすら写っているのが巨大なフォース鉄道橋。
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THE PEAT INN。予約が数週間先まで埋まっているとのことで、遅くならと知人が確保してくれた。英国最後の夜に美味しくて楽しい夕食!
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ちょっとスパイスの効いたスープ。
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スモークした鯖の和え物。
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牡蠣のムース。
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ホロホロ鳥。
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こちらはライチョウ。
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身も心も満足しきった、エジンバラ最後の夜でした。


2012年10月12日 (金)

Edinburghへ@スコットランド 全行程242km

アイラ島から出航するフェリーが午前10時なので、朝ご飯はゆっくりとる。12時に本土に着くなり、ひたすらエジンバラを目指し200kmちょいひた走る。夕方、エジンバラに到着後は美味しいビストロで腹ごしらえをして、夜はRoyal Scottish National Orchestraを聴きに見事な内装のコンサートホールUsher Hallへ。

The Islay Hotelの朝ご飯、フルブレックファーストを頼むとテーブルはかなり豊かな感じ。@Islay Hotel
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午前10時のフェリーでPort Ellen港からKENNACRAIG港へ。後ろのトレーラーは蒸留所からの車両と思われる。タンク車はブレンド用のウィスキーの出荷か、右のトレーラーの積み荷は大麦のようだったので燻した後の麦かもしれない。ちなみに、自分の借りたレンタカーがフェリーに揺られ、たまにイモビライザーが鳴ってしまって難儀したw。降車時のイモビの解除の仕方(多分キーのロックボタンの2度押し)を確認しておけばよかった。普段車に乗らないので、テクノロジーについてイケていないことが露呈w。@Port Ellen, Islay
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エジンバラに帰る道も当然ながら美しい。ちなみに、アイラ島10時に出発し、フェリーは2時間半要し、あとはエジンバラまで運転して16時くらいにエジンバラ到着。飛行機でアイラ島に行く方も多いようだが、やはり時間もさほど要しないし、景色を楽しめるレンタカーがお勧め。また、今回の訪問した島々はグラスゴーからだともっと近い。
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エジンバラの最初に泊まったCameron Bed & Breakfastに無事到着。今回は広い部屋を用意してくれた。
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B&Bは基本こちらの電気シャワーで、お湯の出は悪くはないが、ちょっと物足りない。
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コンサート前に、食事を。フレンチビストロCafe Cassisへ。
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寒かったので、まずはオニオンスープ。
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こちらの料理は鶏肉でハギスを包んだもの。@Cafe Cassis
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ほほ肉の赤ワイン煮込み。@Cafe Cassis
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デザートはクレームブリュレー。@Cafe Cassis
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Royal Scottish National Orchestra 2012/10/12
10月12日 • • Usher Hall Edinburghで撮影
本日はエジンバラに戻り、夜はロイヤル・スコティッシュ・オーケストラをUsher Hall(アッシャーホール)で。演目はブリテン、ラフマニノフとブラ1。ピアニストのNatasha Paremskiは音は細いがテクニックは華麗、会場や楽団員から喝采をさらっていた。そして、メインのブラームス、オケの技術は高く、コンマスは身体のとても大きな方ながら、奏でるヴァイオリンの音は繊細で見事、ソロパートはソリストの如く奏でていた。そして、木管パートは名手揃いで、優雅に鳴らしており安心して聴いていられる。演奏は総じて真面目で律儀。譜面に忠実で面白みには欠けるが、従来聞き取れていなかったチェロのパートの音などが堪能できた。アンコールのハンガリー舞曲五番もありがちな妙なアゴーギクも一切なしw。
興味深いのはコンマスが後から入場して拍手してもらうような形式ではなく、最初から座って音合わせをしている昔ながらの形態でアットホームな雰囲気。客席も定期会員なのか年配の方も多くほぼ満席であった。
このホールの音響はかなり好み、残響はややリッチで席の関係もあるだろうが身体を包み込むような柔らかな響き方。若干ながら後ろからも音がまわってくる。そして、改装を経ても古きよき建造物の味わいが随所に残されている為、コンサートホールとしての雰囲気もバツグン。尚、コンサート前に曲目の簡単な解説を指揮者自らがおこなっていた。これも最近では珍しく久しぶり。

Britten Four Sea Interludes from Peter Grimes
Rachmaninov Rhapsody on a Theme of Paganini
Brahms Symphony No1
Peter Oundjian (conductor)
Natasha Paremski (piano)
Royal Scottish National Orchestra
@Usher Hall Edinburgh

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見事な装飾@Usher Hall Edinburgh
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エジンバラ繁華街にある名画座(といってもフィルムセンター的に企画モノも多い)Filmhouseのカフェでお茶。私だけビールw。@Filmhouse
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エジンバラの夜の街角。
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2012年10月11日 (木)

Isle of Islay@スコットランド 全行程158km

5時に起床しTarbertを発ち、KENNACRAIG PORT発の早朝のフェリーに乗船しアイラ島へ。アイラ島は幻想的な湖上の遺跡と見事と言われるケルト十字がお目当て。そして、スコッチウィスキーの各種蒸留所まわりも楽しむ。夜はPORT ELLEN港で宿泊。事前知識として得たのだが、スコッチウィスキーの歴史は陰惨である。スコットランドとイングランドの戦いの後、勝利したイングランドは自分たちが普段飲まないウィスキーに重税を課す。この圧政から逃れる為にハイランドや孤島という僻地にウィスキー職人が籠もって今のウィスキー文化が継承発展した。更にイングランドはスコットランドの文化(バグパイプやキルトの禁止など)を根絶やしにしようとしていた時期もあり、ウィスキー造りは、ある種反骨の旗印でもあったようだ。

朝7時にKENNACRAIGを発ち、アイラ島 PORT ELLENに向かうフェリーに無事乗り込む。予約をいれておいてよかった、フェリーは相応に混雑している。
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船内はびっくりの豪華版。どこもキラキラ!
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船上で夜明けを迎えるが、生憎の曇天。
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アイラ島に着くなりホテルを探し、その後は島の中心のボウモアへ一路。ボウモアでは蒸留所の夕方の見学ツアーを申し込んだ後、フィンラガンという湖畔の遺跡に向かうも昨日から雨模様で道はかなり悪くところどころ大きな水溜まりが。
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フィンラガンの遺跡周囲は誰もおらずビジターセンターもシーズンオフで閉まっており、荒涼たる湿地帯を小雨の中歩く。
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遺跡見学後寄り道した農道で寂しげな馬の親子に遭遇。普通馬はあまり近づいてこないのだが、車に親しげに近づいてきたところをパチリ。
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Bunnahabhain ブナハーブン蒸留所 島の東側で一本道を10キロほど走った辺鄙なところにある蒸留所。途中、出荷の大型トレーラーとすれ違い、退避帯まで自分の車をかなりバックさせなければならないこと2度w。ショップは敷地内の奥まったわかりにくい所の2階にあり、いかにも工場っぽい雰囲気、ショップの対応も悪い意味ではなく事務的、だたし自社商品への愛着は説明の丁寧さから強く感じる。日本ではBunnahabhainは、さほどメジャーではないので店の勧めの銘柄を2種類購入。シングルモルトでスモーキーではないとのことだった。
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Bunnahabhainの蒸留器はショップ脇にあり、敷地内は強いピート臭がそこかしこに漂っている。
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Caol Ila カリラ蒸留所 ブナハーブンの手前、島の真東のAskaig港そば。幹道から1キロほどの比較的行きやすいところにある。こちらも日本ではメジャーではないので店の勧めの銘柄を2本購入。試飲したところ、かなりピーティでスモーキー!
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Caol Ila の蒸留器は立派な建屋に五基並んでいた。
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午後になりボウモアに戻り、港そばのHARBOUR INN内のレストランへ。
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美味しそうな牡蠣があり、島の流儀に従いウィスキーを垂らしていただく。牡蠣はなんとも新鮮で、ミルキーさもしつこくなく、ほのかな潮の香りの掛け合わせは美味。
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メインはブイヤベースをいただく。
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こちらはズッキーニにコンビーフその上はホタテ。
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Bowmore ボウモアの蒸留所は朝予約をしていたのでツアーに参加。アイラ島一番の町ボウモアの真ん中にあり、観光客も多い。
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ボウモアのモルティングの作業場所。ここで大麦を発芽させる為にコンクリートの床に麦を置き、数時間おきに写真のように鋤いて蒸れを防ぐ。
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こちらは麦芽を乾燥させるためにピート(泥炭)を焚く炉。
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マッシュタンと呼ばれる発酵容器。
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倉庫には古い樽もゴロゴロある。
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Lagavulinラガブーリン蒸留所 朝フェリーが到着したPort Ellen港を超えて島の南側へ行くと幹道上にある。こちらは自分のお気に入りの銘柄なので、ショップでは日本に輸出していないモノを選択してもらい、お勧めを1本購入。今日は最後のお客と言うことで、明るい親切なショップスタッフがなぜか割引してくれるw。
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こちらの写真はショップからオフィスの奥を覗いたモノ。お酒の刺激的な味付けと裏腹に室内装飾がちょっとかわいいw。
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Ardbegアードベッグ蒸留所 島の南端の一番奥にある。島の最奥地にあるKildalton Crossという保存状態がとてもよいケルト十字架を観に行く過程で外から覗いた。
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ちょっとかわいいロゴの装飾。
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Kildalton Crossへ行く途中。二羽の大きな鳥が先導してくれるw。
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こちらがKildalton Cross。廃墟の教会の周囲が墓地になっており、その一角にある。装飾が見事。
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少々不気味な教会とおぼしき建物跡と墓場。
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墓地から背面の丘をのぞむ。小雨模様がかえって似合う島の景色。アイラ島では雨やこの気候がウィスキーを育むので、各蒸留所のスタッフは今日はよい天気ね、と言っていたw。
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Laphroaigラフロイグ蒸留所 Port Ellen港のすぐそば幹道から200mばかり入ったところにある。ちょっと外から見学。
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平屋建てに並ぶラフロイグの蒸留器。
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朝、アイラ島につくなり宿泊予約をしたThe Islay Hotel。実は、Port Ellen港にはもうひとつガイドにも載っているホテルがあるが、こちらはなんと満室であった。そこでやむなくフェリーにより近い新しめのこちらのホテルへ。
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やはりこちらも混んでいたようで一人£55と高い部屋しか空いていなかったが、お値段相応の立派な部屋。シャワーしかないところが多い英国のホテルでも、ここはジャグジーのような立派なサイズの浴槽があった。けっこうアタリの選択だったかも。
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Port Ellenの街にはあまり目立ったレストランもないので、ホテルのレストランを使ってみた。写真は牡蠣の食し方が明示されているメニュー。生牡蠣にラフロイグをかけて食せよw、と。
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で、見事な牡蠣とウィスキー。
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本日のスープはパプリカを用いたもの。あっさり、さっぱりw。
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サーモンのグリル。
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Fisherman's Catchと名付けられた新鮮な魚介料理。
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夜のホテル前。どちらに行ってもお酒の銘柄の標識w。
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2012年10月10日 (水)

Isle of Staffa (Fingal's Cave)@スコットランド 全行程140km

念願のスタファ島へ。この島の岸壁にあるメンデルスゾーンが触発されたフィンガルの洞窟がお目当て。スタファ島往復で3時間あまり要し、午後は翌日の目的地アイラ島に少しでも近づくべくマル島端のフェリーターミナルに急ぐ。本土再上陸後は、翌朝の出発に便利なTarbertにたどり着き宿を探し宿泊。

アイオナ島の朝。今日はのんびり日程なので、刻々と雲の様相がかわる日の出を部屋の窓から楽しむ。
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朝ご飯はスコティッシュブレックファーストをたんまり、のんびりいただく。卵料理はポーチドエッグも選択可能。食材がよいだけにArgyll Hotelは朝ご飯も今までの中でピカ一。
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スタファ島へはこの小さなツアー船で行く。前日、ホテルを通じて予約をしておいた。
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出発!向こうに見えるのは泊まったホテルや修道院。
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海は凪いでいる方だが、相応に揺れる。
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これがスタファ島全景。ここまで小舟で小一時間ほど寒い中、波にゆられてwたどり着く。
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スタファ島の岸壁の「フィンガルの洞窟」が見えてきたところ。地元の方々が口々に10月でこの穏やかな好天は珍しい、とおっしゃる。今回はエジンバラからずっと好天に恵まれており、かなりの幸運なようである。
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海が穏やかなのでまずは船で洞窟に入ってくれる。悪天候だと島に近づくことすらできないことがままあるらしく、船で洞窟にアプローチしてくれることもかなり珍しいよう。ツアーで隣に座られた親切な老夫婦は4年ぶりにスタファ島を来訪したようで、前回は上陸できなかったとのこと。
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スタファ島上陸後、徒歩で洞窟に向かう。船着き場から5分ほどワイヤーをつかみながら岸壁を歩いて行く。
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念願のフィンガルの洞窟。洞窟は六角柱の石で形成されている。メンデルスゾーンがこの洞窟に触発 されて序曲『ヘブリディーズ諸島 (フィンガルの洞窟)』を作曲した。この曲は学生時分にフルトヴェングラー指揮のグラモフォン盤でビビッときたのだが、当時は洞窟が実在していることを知らずw、なんだか絵画的な素晴らしい曲だなぁ、とだけ思っていた。その後、実際にスコットランドに実在することを知り、いずれは訊ねたいと思っていた次第。洞窟は天然の造作ながら実に荘厳、そして曰くの通り、波の反響する独特のこだまは少々不気味。なんとも素敵な体験ができた。ゲール語で「ウァム・ビン(歌の洞窟)」と呼ばれていた。
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今度はスタファ島の丘に登る。岸壁は文字通り切り立っており、大地は真っ平ら。
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こちらは島の大地に登る途中の陽光が射す海面。
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ツアーの帰り、皆で仲良く防寒対策w。
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そのままマル島を経由して、本土に戻る途中。1度通った道ながら戻る途中で見る景色はこれまた絶景。
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曲がる度に島の景色が変わり飽きない。
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Craignure Mull Ferry Terminalにて、スコットランドを舞台にした映画 『メリダとおそろしの森(Brave)』のポスター。
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こちらのフェリーでマル島から本土のObanに到着。
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翌日のアイラ島行きのフェリーに乗る為にKennacraig Ferry TerminalそばのTarbertなる町に向かう。
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夕方遅くにTarbertに着く、Tarbertはこじんまりとした港町。
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翌日は5時起きなので、できれば素泊まりがよいなぁ、と思って目についたのが、パブにはやたら人が入っているが客室はガラガラそうなオンボロホテル、Frigate Hotel。
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パブを切り盛りしつつの愛想のいいお兄さんが一人で客室も切り盛りしている。「一人あたり朝食なし£20でどうだい?」と提示される。部屋を見せてもらい寂れ感バリバリながら価格の魅力で交渉成立。、シャワーが故障していたので別の部屋にしてくれ、トリプルの部屋にアップグレード?w。ちょっと昔のバックパッカー時代の旅行を思い出す。
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荷物を部屋に置きレストラン探しへ。するとお城の表示が。坂を登っていくと、保存状態もまずまずの城跡と海が。周囲には野ウサギと山羊がたくさんいて、これまたのどかな景色。
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町全体も見渡せる。
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4,5軒ある街のレストランをすべて覗いてみて、BistroScott'sを選択。写真は本日のスープ。@BistroScott's
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こちらはシーフードたっぷりのチャウダー。@BistroScott's
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ホタテのパスタ、なんとコリアンダーも入ってちょっとタイ風。@BistroScott's
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手長エビなどのシーフードピザ 唐辛子が仕込まれピリ辛。量が多めなので、半分はテイクアウトをしてもらう。@BistroScott's
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2012年10月 9日 (火)

Isle of Iona@スコットランド 全行程224km

本日はスカイ島からマル島を経由してアイオナ島へ。途中、短距離フェリーを3回乗り継がなければならないが、フェリーターミナル間の道は風光明媚な素晴らしいドライブ。ただ道が一車線で、すれ違いは双方が譲り合うという運転がややシンドイ。アイオナ島到着後は島内を散策&散歩でゆったり。アイオナ島から英国北部にキリスト教が伝播していったので、ここは巡礼地でもあり、人口は約200人、島の長さは5km程度の細長い小さな島ながら美しい自然に加えて立派なケルト十字を含めた史跡がたくさんある。夜はアイオナ島のArgyll Hotel に宿泊。

本数の少ないフェリーの都合があり、朝8時前にKinloch Lodge キンロッホ・ロッジを発つ。
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朝食は朝の早い私たちの為にロッジ側が事前にセットして置いてくれた。丁寧にラベルまで貼ってくれているw。
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朝焼けが綺麗なKinloch Lodge キンロッホ・ロッジ前。
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フェリーに無事乗船。まずはスカイ島から本土へ。シーズンも外れているのでガラガラ。尚、ここArmadale Ferry Terminalで、この先のフェリーチケットをすべて買う。かなり安くなるのと、路線によっては混雑が予想されるので。
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かなりマイナーな海沿いの道を走り、マル島方面へ。
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現在使われていない石作りの橋。
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こちらは現役の鉄橋
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紅葉が始まっている。
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お次は本土からマル島へ、Lochaline Ferry Terminalにてまたフェリー、本日2回目フェリー。ただ乗船距離は5kmくらい、船は天井がない短距離フェリーで対岸への渡し船的なもの。
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マル島に入ると木々が低木になりちょっと寂しげな景色になる。
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左が退避帯で、対向車とすれ違う際にどちらかがこちらに車を入れる。基本、譲り合いが徹底しており、先に気がついたほうが入って待っているしくみ。「来ていいよ」の合図はパッシング。「そっちを待っているよ」の合図はウィンカー。
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道の傍らには美しい家々が。
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道路中央になんとHighland cow見参。
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そろりそろりと間を抜けていくも、全く彼らは動じず。じっとこちらを見つめてるw。
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牛を抜けたら今度は羊。こちらはちょこまかしているので、轢かぬように注意して運転。
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本日、3回目のフェリーに乗りアイオナ島へ。観光客の自動車は乗り入れはできないので、フェリー乗り場付近の無料駐車場に車を置き、宿泊用の荷物だけを持参してアイオナ島にわたる。
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アイオナ島に到着。乗ってきたフェリーとアイオナ島の郵便局。
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これは島のシンボルの修道院、手前のケルト十字も立派。
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修道院の内部。とにかく装飾が美しい。
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こちらは島の別の所のケルト十字。とにかくアイオナ島はいたるところに史跡がたくさんあり、島自体に荘厳な雰囲気がある。
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島を散歩していて見つけた、石のオブジェの無人販売。一個購入。
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Argyll Hotelアーガイル ホテル
アイオナ島に行くなら是非このホテルを、と知人に勧められコチラに。オーガニックな素材を使った食事も素晴らしく、お部屋も味があるとのこと。実際、ホテルの方々もとても親切丁寧、心身共にじつにユッタリできた。アイオナ島の集落はマル島側に集まっており、フェリー乗り場からすぐのところにホテルはある。見晴らしもよく、気分は最高。車をマル島に置いて渡る必要がある為、手荷物程度しかホテルに持ち込めないが、裏返せばそれだけ車も人も少ない孤島のホテル、鍵はかけないでいいよ、とホテルの方にも言われる。夜はとっても静かで満天の星空が。

ホテル全景@ Argyll Hotel
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ホテル前には海に向かって庭がある@ Argyll Hotel
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修道院側にあるホテル所有の食材畑@ Argyll Hotel
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ゆったりできる部屋もいくつか完備@ Argyll Hotel
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ドアストッパーがw。@ Argyll Hotel
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ホテルの廊下、ぬくもりのある建物@ Argyll Hotel
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部屋の窓からの景色@ Argyll Hotel
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部屋は狭いが、こじんまりしているのがまた心地よい。
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夕食も楽しい。マル島の蟹肉を使ったベーグル@ Argyll Hotel夕食
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こちらは自家製の菜園で採れた蕪に山羊のチーズ@ Argyll Hotel夕食
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ローストしたオヒョウと自家製ソーセージ@ Argyll Hotel夕食
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ローストチキンに野菜がいっぱい@ Argyll Hotel夕食
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2012年10月 8日 (月)

Isle of Skye@スコットランド 全行程573km

本日から荒々しい自然を堪能したくスコットランドへドライブ。初日の今日は朝5時前にレンタカーでエジンバラを出発。10時前にはスカイ島に入り、島をまわる。夜は景色と料理がよさげなKinloch Lodge キンロッホ・ロッジへ

2時間ばかり日の出前の暗闇を走る。写真はB&Bに前日依頼していたランチボックス。ガソリンスタンドですらまばらな辺鄙な場所に行く時は、簡単なモノでもこういった食事があると旅を充実させてくれる。
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夜が明けてスコットランド北東部に入ると、美しい景色の連続。
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スカイ島に入る手前に、スコットランドでも最も美しいと言われるアイリーンドナン城(Eilean Donan Castle)。ちょうどこの時は薄曇りで写真は栄えない。しかも、不勉強で有名なお城とは、訪問時は知らなかったw。
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スカイ島に入ると高い木々は消え、荒涼たる景色に@Isle of Skye
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ケルトの博物館はオフシーズンで閉まっていたが、外から見えた昔の住居。
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スカイ島先端部にあるKilmuir Cemetery。
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ここには、フローラ・マクドナルドと言うスコットランドでは英雄視されている女性のモニュメントがある。この北の海に面した墓地の風情がよけい荒涼感をかもしだす。
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海岸に石を積んだ置物が無数。誰もいない辺鄙なところになぜ?!
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田舎には、ところどころポツンと緊急用の電話ボックスが点在している。
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Loch Mealt(メルト湖)から海に流れ込む滝。スコットランドでは、湖はlakeではなくlochが使われ、海から切れ込んだ入江もlochを言う。最初は地図を見ていてこれに気がつかず海なのに、なぜlochかと迷った次第。このあたりは岸壁が続き、この断層模様を「キルト(タータン)」と見立ててキルトロックと呼ばれている。
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島の中程でHighland cowに遭遇、
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こんな感じのロン毛の牛。鳴きもしないし、極めて温厚そう。ただ、身体は大きく丈夫そうで立派な角があり、全身毛に覆われているので迫力はある。
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Praban na Linneというゲーリック・ウィスキーの会社へ。ゲーリック・ウィスキーを通じてゲール文化の継承に力をいれる社長さんがスカイ島に同社の本社を設置。ウィスキーのラベルはゲール語ながら、中身は実はブレンドで、この会社で蒸留しているわけではない。ちなみにスカイ島にはタリスカーの蒸留所がある。
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Kinloch Lodge キンロッホ・ロッジ 
書籍「死ぬまでに一度は行きたい世界の1000ヵ所 ヨーロッパ編」で見つけて、気になっていた宿、スカイ島のキンロッホ・ロッジ。建物は1680年に建てられ、この近辺を統治していたマクドナルド家の末裔の方が経営する。そして、スコットランド料理界の大御所の同婦人が土地の食材を用いて腕をふるってくれると言う。有名らしいがスカイ島自体がいささか遠方なのでシーズンオフの現在は比較的簡単に予約ができた。

建物は湖畔にあり、道からちょっと奥まったところ@ Kinloch Lodge
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ウェルカムドリンクにシャンパン@ Kinloch Lodge
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湖畔の新しい宿泊棟@ Kinloch Lodge
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庭から湖をのぞむ@ Kinloch Lodge
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宿泊棟のファザード@ Kinloch Lodge
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内側はしゃれた螺旋階段@ Kinloch Lodge
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螺旋階段の下は暖炉。夜は相当寒く、この暖炉でホッとする@ Kinloch Lodge
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部屋は眺めがいいだけでなく落ち着いた内装。
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食前酒時は、飲み過ぎないようにオレンジジュースw。@ Kinloch Lodge夕食
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お水はタップウォーター、水差しが可愛い。@ Kinloch Lodge夕食
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スープはほんのりスパイシーな一品@ Kinloch Lodge夕食
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魚介にサフランソース@ Kinloch Lodge夕食
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鹿肉に甘酸っぱい果物ソース@ Kinloch Lodge夕食
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デザートも美しい@ Kinloch Lodge夕食
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夕食を終えて宿泊棟へ
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2012年10月 7日 (日)

The University of Edinburgh、National Gallery of Scotland、Royal Botanic Garden Edinburgh@エジンバラ

早起きして、知人の案内で付近の高台までお散歩。朝食をとった後、エジンバラ市内を散策。知人はエジンバラ大に通い、過去幾度かエジンバラ演劇祭にも参加しており、市内はお手の物。大学、お城付近から始まりぐるっと徒歩でのんびり一日案内してもらう。夜はうれしい和食を振る舞われ。充実のスコットランド初日。

早起きして、知人の案内で付近の高台までお散歩。空気がとても新鮮で、キリリとした朝。気持ちいい!
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高台にある旧天文台
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高台から見渡すエジンバラ市街。とても気持ちのいい朝!風も少なく、地元に住む方々も口々にこんな晴天は珍しいとのこと。頂上は小高い丘という感じで住宅街を抜けつつ徒歩30分くらいでこの景色!市内も新築の高い建物が全くないので、見晴らしがよい。GPSのログデータによると標高165mでしたw。
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日曜日の早朝にも関わらず犬の散歩をしている方も多い。総じて、犬は人なつっこいが、躾は完璧。いつもいい感じで近寄ってくる。けっして、どの犬も吠えたり噛んだりはしない。犬まで礼儀正しい国。また、どの犬も本当に買い主に似ててちょっと滑稽。
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B&Bの朝ご飯。さすがスコットランド、ハギス(右上のペースト状のもの)がついてきた。
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こちらはエジンバラ滞在中お世話になったB&Bの建物。清潔できれい@Cameron Bed & Breakfast
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レンタルした車。VWゴルフで事前注文したのだが、用意されたのはアップグレードの名のもとシボレー・オーランドなるデカめの車にw。道幅狭そうなところ多そうだし、大丈夫かなw。
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朝食後は、エジンバラの市内を散策。知人が通うエジンバラ大を案内してもらう。市内に校舎は固まっているものの、古い建築物は一部市内に点在している。小説家コナン・ドイルもこれら古い建物で学んだとか。@The University of Edinburgh
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図書館は深夜2時半まで、PCルームは24時間オープンだそう。のんびりした街並みや落ち着いた校舎の佇まいに比して、皆さん、どんだけ勉強するの?!という好環境+がんばらねばならぬ環境。そして、図書館の向かいは気持ちのよい公園。@The University of Edinburgh
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エジンバラ城。
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リンゴをかじりながら散歩?
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路地がまた美しい。
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ブレア元首相も在籍していたパブリック・スクール、フェテス・カレッジの建物をチラ見w。
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J・K・ローリングが例の本を書いたカフェがあった場所らしいw。
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エジンバラのナショナルギャラリーへ(National Gallery of Scotland)へ。特別展「Van Gogh to Kandinsky | Symbolist Landscape in Europe 1880-1910」を開催中。ベルギー以外ではあまり出会えないフェルナン・クノップフの作品が一点、モンドリアンの初期の風景(woods near oele)が一点、に目を見張る。常設展の方はベラスケスの「An Old Woman Cooking Eggs」ポーチドエッグを創る女性の絵が。写真はエジンバラ中心地の模型、美術館はお城の下、谷間の真ん中に二棟ある建物。@National Gallery Of Scotland
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軽くマーケットで、ランチ。
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スペインのリゾット、カルドソをいただく。
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その後しばらく歩き、植物園へ。@ Royal Botanic Garden Edinburgh
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植物園のカフェでアフターヌーン・ティ。
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近くのスーパー(セインズベリー)でお買い物。導線がアメリカの郊外スーパー以上にゆったり。お肉にスコットランド産とイングランド産がことごとく分類表記されているのが面白い。こちらは無人のレジ、けっこうキチンと稼働していてビックリ。
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夜は、知人宅での久しぶりの白ご飯(鍋で炊いてくれたので美味しいお焦げ付)。おかずは鶏肉の梅和えやら、キャベツのゴマ和えに味噌汁。2週間ぶりというだけでなく、料理上手なのでかなり至福!
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2012年10月 6日 (土)

The National Gallery、Heathrow Airport、そしてEdinburghへ@ロンドン

ロンドン最終日はホテルの計らいもあって、チェックアウトを遅らせてもらい(12泊もすれば当たり前かw)、午前中は最後のナショナル・ギャラリーということで2時間ばかりでかける。最近感心が薄れていた印象派をしっかり見る。モネのロンドン滞在時に描いた絵はやはりよい。フランス時と明確に空気感が異なって、いつもの淡さが深い色調になっているのだ。尚、印象派のコーナーにはなかなかよい感じのクリムトが一点だけある。そして、最後なのでダ・ビンチとミケランジェロをじっくり。二人ともこの規模の美術館でないと大作は拝めないので、しっかりと目に焼き付ける。そして、カラバッジョにお別れを告げる。向かいのトラファルガー広場では、一夜にしてマレーシア・ナイトの設営を撤去して日本のブースが。ステージでは和太鼓の演奏をやっている模様。
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露天では焼きそば、ラーメンがあったが、身体が日本に戻ってしまうのも残念なので、グッと我慢ww。
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長らくお世話になった地下鉄カード/オイスターを返却して換金。ちなみに香港ではオクトパスカードと言っていたが、なんか関係あるのかなw。
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さて、これからヒースローへ。荷物が重いのでパディントン駅までタクシーを。今回のタクシーは設備が充実している。
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ロンドン到着時よりも遥かに重くなった荷物。重くなったのは各種冊子等々の為。高価なものは何もないが、思い出のパンフなど、後から眺めて楽しい資料が多々入っている。
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ヒースロー空港であまりに久しぶりのサラダを噛み締めて食べるw。@Terminal 5 London Heathrow Airport (LHR)
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エジンバラに到着。予約していたレンタカーをピックアップ。しかし、レンタカー会社はアップグレードと称してVWゴルフがなんとシボレーへ。せっかく小型を頼んだのに面食らうも、今更他の会社にあたるのも面倒なので、しかたあるまい。
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エジンバラの知人宅にお邪魔。夜も遅いのに料理の腕前が確かな彼が手際よく創ってくれたコチラ、久々の手料理を味わい深くいただき、ホッとする。各国の留学生仲間間でも、やはり英国料理の話題はつきないようw。彼のイギリスの友人曰く、イギリス料理を表現する時はblandと表現するらしいw。@City of Edinburgh
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ロンドン旅行を終えてヒースローにてロンドンの雑感をまとめてみた。
ロンドン旅行は、実は数年来希求してきた計画だった。学生時代含めユルユルと回を重ねてモスクワやNYと各国の都市のコンサートホールやオペラハウス、美術館を巡ってきたのだが、この歳にして未だにロンドンをまともに観ていなかった。
実は幼少の頃の夏休み、ロンドンの親戚の家に預けられたことがある。この時、他人の子に容赦なく叱りつける英国のご婦人に恐れをなし、それがトラウマになってロンドンから足が遠のいていたのである。
というのはウソ。ただ、地下鉄、ホテルで当時小学生だった自分の悪戯をキツく英国のご婦人にたしなめられたのは今でもはっきり覚えており、これは事実。その内、お一人のご婦人は、つり上がったおっかない眼鏡をかけられ、こちらには意味不明ながらトウトウと注意をしてこられた。そのお顔は今でもまざまざと思い出すことができるw。

では、ロンドンに足が遠のいていた真の理由は、やはり街の巨大さ故に滞在日数を要すること。更にロンドンには演奏会も多く、美術館のみならず博物館なる大好物な施設も多いと聞いており、これまた滞在日数を要すること。そして、総じてお食事がイケていないらしいこと。をもってその理由としたいw。
ちなみに今回の旅行でも二度ほどロンドンのご婦人にたしなめらたww。ただ、聞き取れる限りでは、ご婦人達のお叱りはごもっともで、公園でのんびり自転車レーンを歩いていた自分が悪いし、バイクのヘルメットを地面に置くのは確かに不潔かもしれないw。ただそれ以上に気品のあるたしなめ方をされるにつけ、今回はたいそう感動した次第で、幾分、自分も成長したようだw。

で、話を元に戻して、ロンドンであるが、やはり滞在は12日でも少々足りない印象である。ロンドン塔を初めとした所謂観光地はほとんど行くことはできなかったし、博物館も実は行っていないところがまだまだある。そして、ロンドン近郊のツーリングはトラブルで短縮を余儀なくされたが、それでも実際は最低でも3泊はしたいところだった。
演奏会は、たいそう満足できた。思い返すと、やはりロイヤルオペラのワルキューレの音のうねりが一番だったか。オケはちょっとアラが目立ったが、これをものともしない渾然一体となったノッて、うねりまくる音楽がそこにあった。あとは、サロネンの第九、あの合唱の地響きは一生忘れないと思う。そして、War Horseの語り部の独唱は耳に残っているし、素晴らしい役者陣によるMatildaの明るさと元気にはもう一度出会いたいと思う。そして、美術館、博物館は大も小も知識と知恵の宝庫であり、未だ自分の中で消化できずw。宿題をいっぱいもらった感じで、これだけで、あと数年は楽しめそう。
食事について。映画「セブン」にもでてきた七つの大罪というのがあるが、英国人はご飯がまずいのではなく、こういった欲をイケてないと思っているだけなのかもしれない。禁欲を美徳としているようには見えないが、やはり肥満傾向の方が少なく、ヘンデルもそのグルメな大食いをカリカチュアで茶化されていた。こんな大都市にも関わらず風俗的なものも目立たない。局面局面で礼儀正しい、とはこういうことなのか、と感じた次第。ただ、食事に関してはこの先バックアッププランがあって、やはり天下の大英帝国がこんなレベルでないことは信じてるwww。

2012年10月 5日 (金)

The British Library、Victoria and Albert Museum、National Gallery@ロンドン

珍しく散歩もせずホテルを出てすぐに地下鉄に乗り大英図書館へ。お目当ては作曲家の自筆譜の展示。続いて、戻る形で地下鉄に乗りヴィクトリア&アルバート博物館を再訪。その後はグリーンパークまで地下鉄に乗り、グリーンパーク、セント・ジェームズ・パークを散歩し、アフターヌーン・ティーをいただいてから3度目のナショナルギャラリーへ。夜は在ロンドンオケ第6弾となるロンドン・フィル (London Philharmonic Orchestra)をフェスティバルホールで。


大英図書館に行く途中、うっかりかつボンヤリして一駅手前で降りてしまったことを改札をでて気がつくw。そして道々にまた古本屋さんがw。こんなショーウィンドウを見せられると吸い寄せられてしまう。Fernando Boteroの画集15£なんて持ち帰る手間がなければ即購入しちゃうところw。
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ジョージアン様式のバース同様のアーチ型の集合住宅がロンドンにも。アーチが美しい。ちょっと駅を降り間違えて得した気分。
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大英図書館前のオブジェ。ニュートンだそう。こういう所に、あえてモダンな作品を置く、こういったセンスが小気味よい。エドゥアルド・パオロッツィ(Eduardo Paolozzi)というスコットランドの彫刻家の作品とのこと。
大英図書館は展示されている自筆譜を観に行ったのだが、少量ながら展示内容は興味深いの一言。ヘンデル、ハイドン、シューベルト等々とあり、ベートーヴェンは書き直しが多くて、力強いとはほど遠い筆跡w。メンデルスゾーンは律儀で丁寧、どことなく天才性を感じさせ、ラベルはボレロの譜面を見るかぎりコンピュータで書いたような緻密なで小さな筆致。シューベルトは筆圧があり、情熱的と言った感じ。エルガーのwaiting for the 3ds symphonyという悪戯書きのある第三交響曲の自筆譜も。他の展示としてマグナ・カルタやオスカーワイルド等々の原本がある。@The British Library
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大英図書館の売店ではケルアックの書籍と関連グッズを売っていて、なんでだろうと思ったら、こういう訳だったんですね。日本では上映されるのかな?!
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ヴィクトリア&アルバート博物館に再訪。写真は掃除の為、閉鎖されているブース。こういうことがあるから、1回だけの訪問とか、短時間で美術館をまわるのはNG。午前は閉まっていても午後は空いていたりするし、別の日に行けば問題なくは入ることができる。実はナショナルギャラリーも閉鎖ブースが一室あったが後日は開放されていた。
しかし、ヴィクトリア&アルバート博物館には惚れ込んでしまった。装飾という切り口がしっかりしているので、素人にもわかりやすいし、その反面、別掲のタペストリーなど重要な収蔵品の宝庫であるし、wifiはフリーで館内のいたるところで使えるし。大英博物館よりコッチのほうが好きだなw。@Victoria and Albert Museum
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タペストリーの部屋。暗いが、大きな部屋に大きなタペストリーがたくさん。映画インディジョーンズでも古城のタペストリーの話が出てきたが、以下がポイントかと。
装飾的なタペストリーが中世ヨーロッパで隆盛を極めたのは、持ち運びできることにも理由がある。王たちや貴族たちは屋敷や別荘や旅先へタペストリーを丸めて持ち運び、到着すると壁に掛けて楽しんだ。キリスト教会では、特別な日などに聖書の場面を表したタペストリーを取り出して飾った。また冬の間、防寒用として熱を逃がさないために城の部屋の壁にタペストリーを飾ることもあった。こうしたことから、タペストリーは絵画以上に貴重な工芸品として取引されていた。(ちなみに写真がwikiの右下段にあるものと同一のもの)
@Victoria and Albert Museum
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%9A%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC
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小雨模様ながら散歩姿もたくさん見かける、さすが英国。@Green Park
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バッキンガム宮殿の前をちょっと横断。
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セント・ジェームズ・パークのカフェにてお茶しようと思いきや。まずはシャンパンw@St James's Park
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続いて、アフターヌーン・ティー。英国の習慣通り、この時間にこれだけお腹に入れれば夜のコンサートも十分にお腹具合はもちそう。大英図書館で買った本とともにマッタリ午後のひとときw @St James's Park
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コンサートまで一時間ばかり3度目のナショナルギャラリー。初日に感動した北イタリアのブースを重点的に見直す。写真はマレーシア・ナイトと称したイベントを美術館前でやっていたもの。
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雨のなかテムズ川を渡りホールに向かう途中、ロンドンに来て初めての本格的な雨。でもこれがすぐ止んでしまう。年間通しての降雨量は日本と変わらない。曇りがちなだけで雨は霧雨程度、降ってもすぐ止む。だから傘を手にしている人は実は少ない。@Royal Festival Hall
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在ロンドンオケ第6弾となる今晩はロンドン・フィル (London Philharmonic Orchestra)、これでロンドンの主要オケはほぼ聴けたw。(今晩はロシア・ナショナル管弦楽団との混成メンバーだったので純血とは言えないが)ロンドン・フィルは 指揮者トーマス・ビーチャムが設立したオケで歴史もまあまあ古い。場所はおなじみとなったフェスティバルホール。曲はチャイコフスキーの馬鹿げた名曲 1982年序曲などなどw。今日はロシア・ナショナル管弦楽団との混成メンバーらしく、チケットは売切れで、人気からすると期待度大。
フェスティバルホールのステージ後方は今回はオルガンを板で隠してある。その為、音響はこれまでと異なり、前にせり出してくる感じ。残響も幾分増えた印象。編成が写真の通り大編成で、しかも低弦の響きが肉厚で重厚。ホールの音響も手伝ってか低音が前へせり出すので、チャイコフスキーの1982年序曲などは迫力満点。ちなみに大砲はスピーカーから流していたが、こちらの音質が悪いのいささか残念。指揮のVladimir Jurowskiは若くてイケメン、オケの女性奏者からの好意のオーラがw。これは演奏にプラスとなるのでこちらも歓迎w。ショスタコの7番は生は初めてながら、ずいぶんと長い曲だ。大音響で演奏も大変だろうが聴く方もチトつらい。しかし、かなりな名演の部類で、スタンディングオベーションもチラホラ。@Royal Festival Hall
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Part of Shell Classic International Series
Tchaikovsky 1812 Overture
Britten Lachrymae for viola and orchestra, Op. 48a
Shostakovich Symphony No. 7 (Leningrad)
Vladimir Jurowski conductor
Lawrence Power viola
London Philharmonic Orchestra
Russian National Orchestra


2012年10月 4日 (木)

The Wallace Collection、London Zoo、Museum of London @ロンドン

ホテルそばのこじんまりとした美術館The Wallace Collectionへ。途中本屋などを覗きながら更に徒歩でRoyal Academy of Music併設の音楽博物館。その裏手のRegents Parkを散歩しながら横切り、ロンドン動物園へ。動物園のあとよさげな運河を散歩していたところ、Camden Lock Marketに偶然w出くわす。その後は地下鉄でMuseum of Londonに行き、夜は側のバービカンホールで在ロンドンオケ第5段でロンドン交響楽団( London Symphony Orchestra)の大名演!で終える。

The Wallace Collectionはかなり高級な住宅街にある。建物は貴族のお屋敷だった。
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小品ながらベラスケスが3点も。さすがにナショナル・ギャラリーには及ばないが、優秀な官僚だった彼は作品数も多くなく貴重。@The Wallace Collection
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1階の大半は装飾が見事な武具のコレクションを大量に展示しており、模様や細工は見事で、デザイナーなんかは興味が尽きないのではないだろうか@The Wallace Collection
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老夫婦がやっているなんとも野暮ったい古本屋で時間をとられる。新書はアマゾンで取り寄せ可能だが、古書はそうもいかず、更には雑多な本があり古書は店頭でページをめくってて楽しい。また、この店にはデッカのクラシックレコードが数ポンドで売ってるけど、日本にもってったら数千円くらいで売れそうw。学生時分、旅先でのレコードの購入には懲りたので(気を使う上に重い)今回はそっとしておくw。
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こちらは別の新刊の本屋さん、これまた居心地よさげ。
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Royal Academy of Music併設の博物館へ。Performers'collections and archivesとあったので期待したのだが、そちらは特に展示なし。
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3階はピアノ、2階は弦楽器の展示が。楽器だけ観てもよくはわからないのだが、ストラデイヴァリウスなんかがいくつかあって、この部屋だけで何億円だろうという感じw。@Royal Academy Of Music
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Regents Parkをお散歩しながら、ロンドン動物園に向かう。ここの公園もかなり広い上に、何度が道を間違え、かなり無駄に歩いた。ロンドンの道路と同様に道が格子状になっておらず、すぐに方向感覚がなくなるのがロンドン流w。写真はGPSの軌跡で赤い線が予定ルートだったのが、文字通り右往左往w。尚、上方の青い枠内は動物園、下方のシャーロックホームズ博物館、マダム・タッソーは未見、ロンドンは本当に見るところが多い@Regent's Park
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公園はいたる所にベンチがあり、つい座って本を読みたくなる。
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リスと目が合う。
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良い天気の公園は格別!
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そして、ロンドン動物園。動物園や水族館は各国のお国柄がでるところ。相応に楽しみにしていたのだが、一度、破産しかけただけあって動物園としては今までの最低レベルw。綺麗でもなく、見やすくもなく、工夫もないw。でも、往年の輝きは至る所に史跡として残してあるのがロンドンぽいw。例えば、こちらの「ペンギンプール」、リュベトキンという方の名建築らしく確かに美しい造形。「もうペンギンはいないよ」と(別の場所に大きなペンギンブースがある)注書きまでして残してある。
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他にもいくつか建築物が残され、昔はすごい動物園だったんだな、というのがよくわかるw。例えば、このキリンの厩舎、こちらは史跡指定はなかったけど、素敵なり。
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動物園を出て、また公園で迷ったらイヤだな、と思っていると見事な運河の小径が。で、スタスタ降りて歩いてみた(というか、こういうことをするから迷うのだが)。
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で、意図せずCamden Lock Marketに出くわす。
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日本ではNGな張り出し看板。でも見事。
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張り出し看板、その2
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人の洪水と観光客とロックな若者に原宿のような雰囲気と人混みに気圧され、早々に退散。
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Museum of Londonは素晴らしい展示内容と手法であった。ガイドブックではロンドン交通博物館と同列にされているが、比較にならぬほど規模もデキも上等。先史、ギリシア時代からのロンドンの成立過程をスケール大きくとりあげており、これを見るとペスト、ロンドン大火、WWⅡがロンドンに壊滅的な影響を及ぼしたことがよくわかる。また、渋滞は馬車の時代を含めていつの時代もだったことw、都市の華やかな面を持つ一方、貧富の格差も百年以上も前から問題となっていたこと等々がビジュアルで迫ってくる展示であった。
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こちらはヴィクトリアン時代の街並みを模したもの。坂田靖子なんかが驚喜しそうなブースであるw。
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今日もバービカン、昨日と同じバービカンのカフェ。なぜかSinghaビールがあるw。@Barbican Centre
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在ロンドンオケ第5段でロンドン交響楽団( London Symphony Orchestra) 但し、楽しみにしていた指揮者コリン・デイビス(Sir Colin Davis)は病気で降板でマンフレート・ホーネック(Manfred Honeck)が代理で登板。しかし、恐ろしいほどの名演でびっくりしてしまった。モーツァルトの41番はまさしく緩急自在、ブルックナーのようなちょい長めの休符が入るやグイッと音を立ち上げたり。そもそも1楽章の初音からしてビシッと厳しい音。気合い十分で、名演になる予感がした。
続く、マーラー:歌曲集『子供の不思議な角笛』全曲。滅多に全曲のライブは聴けない上に、歌手がイアン・ボストリッジ (Ian Bostridge)というベストの布陣。ホーネックは奇っ怪な音楽をことさら強めにアクセントをつけ、実は珍妙な歌詞を深遠なる世界に変えてしまった。(横のドイツ語圏から来たカップルは途中で歌を聴きながらクスクス笑っていた。自分も邦訳を読んでいっていたのだが、なんじゃこりゃというような童話を崩したような詩なのである)
で、ボストリッジである、彼は声量はないが、なんとも柔らかくコントロールが効いた声で、これまた繊細な曲を見事に歌い上げていた。まさしく感動の一夜。
ちなみにホールの音響は相応に響きが豊か。ただ、金管が咆哮をあげても、うるささはみじんもない。フェスティバルホールも同様だが、如何にも抑制が利いたイギリス人らしい。席はかぶりつきで、奏者の足が目の前w。
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MOZART Symphony No 41 ('Jupiter')
MAHLER Des Knaben Wunderhorn
 Sir Colin Davis conductor
→Manfred Honeck conductor
Dorothea Röschmann soprano
Ian Bostridge tenor
London Symphony Orchestra

2012年10月 3日 (水)

Handel House Museum、Royal Academy of Arts、London Transport Museum @ロンドン

朝食後、ホテルそばのHandel House Museumへ。ヘンデルが長く住まいとしていた家がそのまま復元されている。展示室の各室毎に日本の解説文も置いてあり、大変親切なおばあさんが案内をしてくれる(なにせ来館者は私一人)。その後、ブランド街であるBond stを散歩して、Royal Academy of Artsへ。ここは常に特別展をやっており、現代アートの特別展であった。午後は交通博物館で時間をつぶした後に、マチネでミュージカル「Matilda, the Musical」 (マチルダ は小さな大天才)を。大好評で期待の一品。夜は在ロンドンオケ第4弾BBC交響楽団をバービカンホールにて。指揮はサラステで曲は渋めのマーラーの歌曲とショスタコの4番。


週末のツーリングでちょっと風邪気味なので朝からたっぷり。
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果物もたんまりw食べる。
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ヘンデルというのは、ユーモアを介しながらも非社交的で生涯独身であったらしい。また、グルメで短気かつ音楽解釈ではなかなか意見を譲らない。ただ仕事はとても速かったとのこと。生真面目そうな肖像画と裏腹に興味深い人物だったようだ。@Handel House Museum
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オペラで大成功したヘンデルだが、セットが複雑化し、大がかりな花火や動物まで使うようになっていく過程でオペラは聴衆には飽きられはじめ、機を見るに敏なヘンデルはオラトリオに趣向を変え、再び人気を博したとのこと。また、舞台装置が不要なオラトリオは肥大化した興行費の抑制にも役だったよう。@Handel House Museum
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この窓からの景色も当時のままかなぁ@Handel House Museum
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ヘンデルハウスの向かいは、ジョンスメとアレッシー。@Handel House Museum
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建物ともに立派なカルティエのお店。D&Gのシンプルなショーケース、建物が素晴らしいJimmy Choo、日本と異なりシックなハリーウィンストンなど、歩いていて楽しすぎるw@ Bond st
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Royal Academy of Artsはさほど大きくはないが建物は立派。それもそのはず、元は貴族の館だったらしい。建物だけでも見る価値あり。すぐ横はFortnum & Masonがある。
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食堂を模したモダンアート@Royal Academy of Arts
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上等な品々に惚れ惚れ。1854年創業グルーミングショップ@Taylor of Old Bond Street http://www.tayloroldbondst.co.uk/
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ロンドン交通博物館の入り口は東京、パリ、NY、上海の地下鉄路線図をオブジェに。モスクワもいれないとだめだよねw。あそこの地下鉄は構内のしつらえ含めて最強だから。@London Transport Museum
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修復中で先日観ることのできなかったケンウッドハウスの建物のポスターがw@London Transport Museum
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昔は馬車も2階建てだったようだ。しかし二頭立てでは辛い@London Transport Museum
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ミュージカル「Matilda, the Musical」 (マチルダ は小さな大天才)。ロアルド・ダールの原作も読んで、予習も十分?!オリヴィエ賞総なめだし、ロイヤル・ シェークスピア・カンパニー(RSC)だしで、今回一番期待をしている演目のひとつ。そして、なんともうれしいのがミス・ハニーが原作にぴったりの配役で、ツボにはまった次第。ラストは原作と異なるが双方とも終わり方は上手。子役達の大人顔負けのダンスは息を呑む。登場人物の大人は悪役が多いのだが、この悪役がコミカルにバランスよく演じられているので、子供達の「はじける力」がすっきり伝わってきて、これも見所。マチネということもあり、場内の7割は小中学生w。舞台も客席もにこやか、にぎやかでこれまた楽しめた。@Cambridge Theatre
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大賑わいのお土産屋。楽しそうで欲しいものがたくさんあったが、旅の勢いで無駄なものをたくさん買ってきたので今回はパンフのみ。そういう自制心はついたw。@Cambridge Theatre
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このdreamyな舞台!@Cambridge Theatre
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原作を読めば、この写真だけで配役の妙味は伝わるはず。@Cambridge Theatre
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ラストは子供が多いだけに大騒ぎ。そりゃ楽しいよな。途中にトイレ等で席を立つ子供が多く、引率の先生はとてもたいへんそう。@Cambridge Theatre
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コベントガーデン界隈でビルケンシュトックを含めて靴屋を観る。ビルケンシュトックは在庫管理がなってなさそうw、そして、陳列にコンセプトがみられないし、ファザードと異なり、店内のフェイスは意外に綺麗じゃないw。
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カンペールやら近辺にはいろいろ靴屋が出店していたが、中でもこのTimberlandのアウトドア臭くないモダンな内装はよかった。日本でもこんな風に売ればお客になるのにw。
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ロンドンは何が楽しいって。こういう路地があること。なにやら奥のほうが楽しげでついつい・・・。
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奥に行くとこんなお店が建ち並んでいる。
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ジェイミーのお店。あまり美味しそうでないので、パスw。ごめんなさいTV番組は大好きです。
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コンサートでバービカン・ホール( Barbican Hall )に行く途中にある Postman's Park。「Alice Ayres」ありました!N・ポートマンはいなかったけどw。映画「Closer」はジュリア・ロバーツがよかったですね。@Postmans Park
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ロンドン・ウォールの断片。古代ローマ帝国時代の遺跡、正確にはロンディニウム(Londinium)か。意味は、その地から追い出したケルト民族の言葉で「沼地の砦」らしい。
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初のバービカンホールの音響も楽しみ。で、バービカンのカフェで腹ごしらえのチリコンカン。バービカンは溜池のアークヒルズを大きくかつ老朽化したような施設群。言ってみればウルトラマンとかに出てくる丹下健三風な近代建築群。大きな公団住宅のような住居区画もあり、立地のよさから人気だと思うが夜はちょっと寂しげになる。@Barbican Centre
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在ロンドンオケ第4弾BBC交響楽団、指揮は指揮はサロネンと同窓のサラステ。オケは上手だし、マーラーはソツない演奏でまずまず。ただ、感動というほどでもない。ショスタコ4番は、仰天するくらいの大咆哮の連続、編成も巨大。圧倒はされるも、曲には入り込めなかった、自分の予習不足かな。サラステは今風のしっかりした指揮。よくドライブをかけてオケをうまく操っていたように見えた。@Barbican Centre
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Michael Zev Gordon Bohortha:Seven Pieces for Orchestra
   (BBC commission: world premiere)
Mahler:Rückert Lieder
Shostakovich:Symphony No 4
BBC Symphony Orchestra
Conductor:Jukka-Pekka Saraste
mezzo-soprano:Alice Coote

2012年10月 2日 (火)

Tate Britain Gallery、Churchill War Rooms、The National Gallery@ロンドン

午前中は所用があり、昼過ぎより街へ。まず目指したのはお目当てのカラヴァッジオがあるクィーンズギャラリー。ここはバッキンガム宮殿に併設されており、有数のコレクションで有名。ところがダ・ヴィンチの特別展で常設展はなし、ロンドン訪問の目的のひとつだっただけにガックリ。てくてく歩き、途中バーバリーの本社などを眺めながらテート・ブリテンへ向かう。途中、知らずにある建物のゲートの写真を撮ったら警備員にたしなめられた。何の建物かと聞くと、政府の建物だとしか言わない。あとで調べたらMI5の建物であったw。テート・ブリテンはターナーの作品群の「量の多さ」wに圧倒されるも、どことなくそそられず、いささか流し気味に見学。テート・ブリテンの向かいはテムズ川なので川沿いに散歩をしつつ次はChurchill War Roomsへ。ここは£16.5でちょっとと入場料は高いが、それに見合った内容。戦時内閣当時の地下の執務室がそのまま保存されており、チャーチルの博物館も併設されている。その後は、二度目のナショナルギャラリーで小一時間、好きな作品だけを愛でる。ミュージカルまで時間があるので、スコットランド発のシーフード店Loch Fyne Restaurantsで食事。その後、お芝居War Horse(戦火の馬)へ。

カラヴァッジオが観られず失意wのもと散歩。途中見かけた造作のすばらしい教会。
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よさげな公園が都会の真ん中にポッカリ@St. John's Garden
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バーバリーの本社?かな。かなりモダンでイメージと異なる。
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Gerald Brockhurstは印象的@Tate Britain Gallery, London
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こちらは、モダンアートの展示。目の前の大画面に投写される綱渡りの目線。後ろのスピーカーからは綱渡りする当人の大きな呼吸音と風の吹き荒れる音。画面を見つめていると、あっという間に当事者になって、ドキドキw。@Tate Britain Gallery, London
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テイト・ブリテンの向かいはテムズ川。その対岸は007で有名なMI6の建物。テムズ川って意外と濁ってる。
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テムズ川沿いも公園になっており、写真はその公園から国会議事堂をのぞんだところ。
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読書をしたり、リンゴをかじっている人で公園のベンチは満員w。
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Churchill War Rooms、ここはかなりお進めのスポット。大戦中、チャーチル含む閣僚が地下に潜って執務をこなした空間をそのまま保管してある。また、チャーチルの個人史をまとめた資料館も併設され、これも見応えあり。戦時中のチャーチルの移動を距離と共に地図で示した展示が興味深かった。ヤルタ会談までで、およそ10万マイル。戦中もロンドンをベースにドイツの制空権を避けて各国へ会談に行ったり、前線視察をおこなっているのだ。写真はエントランス。当然地下にあるので、ここから入り後は地下へ潜っていく@Churchill War Rooms
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戦時中の各自の部屋。役職にあまり関係なく閣僚含めて皆非常に狭い部屋。チャーチルだけは婦人の部屋があった。
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こういった展示も多く、戦中、英国の置かれた生々しい危機感が伝わってくる。
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Horse Guards Paradeにて。観光客でもこんな無理に並んで写真撮るのは何だな、と思いつつカメラを向けた。しかし、この数秒後に突然この騎兵が動き、彼らもびっくりw。
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再度、ナショナルギャラリーにて。2回目はフロア図も頭に入り、お目当ての絵画にはすぐにたどり着く。前回より人出は多いようだ、やはり夕方近くのほうが混んでいるのかな。しかしながら、フェルメールの2点の前はいつもガラガラ。とりたてて皆興味があるわけではない、実は自分もそうなんだがw。写真は美術館前のネルソン記念柱。@The National Gallery
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The Savoy(サボイホテル)。手前の猫に惹かれ写真を撮っただけ。今回はこういったところはスルーw、懐に優しい旅w。ちなみに猫は造花というかフェイクだったw。
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開演まで1時間ちょっとあったのでLoch Fyne シーフードレストランのコースメニューを。かなり良心的な価格設定かと。しかも、このお店はホスピタリティもとてもよい。食事後のミュージカル開始の時間を告げると、かなり気を遣って便宜を図ってくれた。写真はカニのラビオリは青菜、セロリに唐辛子をあわせていただく、旨いw!ワインはイタリアのピノグリ。観劇前にこれはいい気分@Lochfyne Covent Garden
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お次はシーフードの タリオリーニ。こちらもよかった!シーフードは火を軽く通す程度、パスタはアルデンテ、クリームソースには仄かにパクチーの香りつけ。久しぶりに美味しいものを堪能したw!スタッフが調理を急かしてくれたのだがデザートは間に合わず。ちょっとチップを多めに渡して店を後にしたのが心残り@Loch Fyne Restaurants
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お芝居のほうのWar Horse (戦火の馬)。映画で予習は済んでいるが、なにやら仕掛けも凄いらしくてワクワクの芝居小屋前@New London Theatre
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War Horse (戦火の馬)。これは百聞は一見にというヤツ。とにかく、馬が主役のこの作品、舞台でも馬の演技がすごい。そして、物語の道化役も動物で、なんとアヒル。これら動物をどうやって見せるか。アイデアと熱意と練習の賜。フェイクとわかりつつも完全に舞台に同化し、ラストは横のおばあちゃんと共に感涙。@New London Theatre
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ちなみに映画版が後に創られているので、内容はほぼ同じ。どちらかというと少女との絡みは芝居のほうがスッキリしていてよい。アヒルは多分スピルバーグが敬意を表して、残したのか。ただ、映画であの道化の役回りを見せるのは困難だった。蛇足ながら、映画版の「戦火の馬」の撮影は先日訪れたコッツウォルドのCastle Combe Village、また、スピルバーグは(多分、戦車のシーンの為に)帝国戦争博物館にも行っている。@New London Theatre
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2012年10月 1日 (月)

Bath,Bovington Tank Museum,Stonehenge バイクツーリング

ボービントンまでの田舎町は時折雨が降るものの、素晴らしい景色が続く。朝霧の中に浮かぶ羊たちの群れ。低木のおかげで地平線まで見渡せる丘陵地帯。とても気持ちのよいところであった。カーブはどこも緩やかで、ちょっと坂がキツいところもあったが、概ね実に快適に流して走れるのだ。ラウンドアバウト(Roundabout)と言う独特の交差システムにも慣れ、これも慣れると車通りの少ない田舎では信号機がないことも手伝って実に気持ちよく身体を倒しながら交差点を走り抜けられる。ボービントン戦車博物館の後はストーンヘンジを経て、ロンドンに戻り、。夜はキリ・テ・カナワのコンサートに。

バース→ボービントン戦車博物館→ストーンヘンジツーリングのルート。青いラインが軌跡、カメラアイコンがチェックポイント。右端はロンドン市内。なるべく渋滞している市内に入らぬよう大きく迂回している。全行程345km。
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夜半に雨が降ったようで、よい感じに路面が光る早朝@Bath
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朝、空いている時間にバース市内の主だった建物を見学。大きく弧を描く半円形の建物ロイヤルクレセント、写真に納まらない大きな半円ですw@Bath
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朝靄の丘陵地帯@Bovingtonへ向かう途中
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牧場眺めながらサンドイッチの朝ごはんナウ。イギリスの道路は路肩がないのでなかなかバイクを停車できないw
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家を運ぶトラック。抜かすこともできず20分ほどじっと追走@Bovingtonへ向かう途中
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ボービントン戦車博物館 なんと300両の戦車が保存されている。世界一の戦車博物館らしく、はんぱない車輌数。戦車の大英博物館w。ロンドンから200kmちょいくらいなので、距離的には、たいしたことはないが(高速道路で2時間)、場所が辺鄙。こういった博物館は飛行機も戦車も敷地を要するのでしかたないが、
ちなみにボービントンで戦車博物館のスタッフに近くのガソリンスタンドを尋ねたところ、教えてくれたのは数キロ離れた村のガソリンスタンドでした。つまり、まわりになにもないw。@Bovington Tank Museum
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ボービントン戦車博物館の野外会場 一週間前に来ればタイガー戦車の走行を見ることができた。あの戦車が、いまだに動くのです。エンジン音を聴いてみたかった。@Bovington Tank Museum
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タイガー戦車なうw。映画で見る以上の迫力。@Bovington Tank Museum
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前週に走行イベントがあったため、整備用の脚立が置いてある、ちょっと邪魔w@Bovington Tank Museum
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タイガー戦車の巨体を動かすマイバッハHL210P45エンジン左側の片方。水冷ガソリンでV型12気筒。尚、先の車体に積み込まれているのは、新型のHL230P45。こちらをカットモデルにしてしまったのを車両の復元作業中で悔やむ声ありw。タイガー乗務員の話だと時速50キロで30km走ればエンジンのどこかが壊れ、1000km問題なく走ると操縦手は2週間の休暇がもらえたとか。但し、戦後の研究でエンジンは非常に優秀で、故障の原因は劣悪なオイルにあったと分析されている。ちなみにメルセデス/ベンツの自動車エンジンはマイバッハの系譜上にある。@Bovington Tank Museum
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こちらはシャーマン戦車。「シャーマンは全然怖くなかったな。まったくお話にならなかったねシャーマン戦車は。」とタイガー乗務員の言葉が残されている。通常弾を使うと弾がつきぬけちゃうらしく榴弾を使ったらしい。
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もうギチギチに戦車が詰め込まれて、写真を撮る方向は限られているw。@Bovington Tank Museum
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キングタイガー戦車。傾斜装甲でタイガー戦車より有利に思えるが、実は垂直装甲のタイガー戦車は敵を正面に据えず、常にちょっと斜めに車体を向けて垂直装甲の弱点をカバーしたらしい、現場の知恵。一方、キングタイガー戦車は車体重量のためトランスミッションとエンジンが頻繁に故障したらしい。ここまでくると車体重量と技術のバランスがおかしくなってきている。
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さすが戦車を開発した国だけあって、初代のこの戦車は様々な博物館にも展示されている。
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ボービントン戦車博物館から100キロほど走って、ストーンヘンジ。遠くの石の点点がそれw。平原の中に忽然と現れるので、相応に感動的な絵になる。Stonehenge
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ストーンヘンジ。意外なのは景色のよい丘陵地帯にあること。Stonehenge
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天気がよいと遺跡も栄える。このストーンヘンジ、ケルト文化にも通じ、所謂ギリシャローマからすると傍流の文化。
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無事にロンドンに戻り、夜はフェスティバルホールでコンサート。こちらは同ホールのバルコニーから。ロンドンは屋内と地下鉄が暖かく、屋外は寒く服装が難しい。暑いので時折こうして涼む。@Royal Festival Hall
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今回は皇室が来られていたらしく国歌から始まり厳かな雰囲気。
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演目はキリ・テ・カナワ&ヴェンゲーロフ+二度目のECO。モーツァルト、マスネ、ラベ ル等々と小曲が盛りだくさん。有名どころの面々なので席は彼らに近い前方のチケットを購入。キリ・テ・カナワ、サイボーグのように若々しくでびっくり。歌もまだまだ問題ない。ただ、演奏はどれもソツがなさすぎてつまらない。レコーディングじゃないのだからはじけなきゃ、って思うが、皇室も来ての幾分公式行事っぽいからしかたないのかw。
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Wolfgang Amadeus Figaro
Mozart: Piano Concerto No.20 in D minor, K.466
Mozart: Vado ma dove? K.583
Mozart: Nehmt meinen Dank, K.383
Interval
Massenet: Méditation from Thaïs
Ravel: Tzigane
Tchaikovsky: Serenade for Strings
Britten: Soirées musicales, Op.9
English Chamber Orchestra
Maxim Vengerov conductor, violin
Kiri Te Kanawa soprano
Behzod Abduraimov piano


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