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2012年9月27日 (木)

Tate Modern、Shakespeare's Globe Theater、Imperial War Museum London@ロンドン

本日は早朝、ホテルで雑務をこなした後、ダメ元で当日券狙いでグローブ座へ。運良く、チケットを入手。開演までの数時間の間にお隣のテート・モダンを観る。特別展はムンク展(こちらのみ有料)をやっており、初めて彼の全容を知り感動。その後、グローブ座でシェイクスピア時代当時の趣の中「十二夜」を観劇。夕方から帝国戦争博物館に立ち寄り、夜はRoyal Festival Hallでサロネン指揮フィルハーモニアの第九を聴く。 総歩数20,500歩 約16km

本日も朝ごはんはたっぷり。豚のソーセージは少々匂いがキツイのでソーセージは鶏肉に。
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ロンドンの横断歩道はこの注意書きがある。完全な歩行者優先なので、基本右を見て少し車が離れていればズンズン皆渡っていた。
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Tate Modern前のMillennium Bridge
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Millennium BridgeからSt Paul's Cathedralを臨む。St Paul's Cathedralはロンドンの至る所から目に入るように街づくりがなされているらしい。
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Tate Modern テート・モダン 館内行程 4500歩 約3.5km
現在増築中らしく、まだまだ広くなるようだ。これまでの美術館に比べると若干小さい。展示品はモダンアートの流れがわかるような設えで、作家毎の単品の展示になる。久方ぶりに観た大きめのデルボーが鮮烈。
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他の美術館よりも学生が多かった。この歳からこういう作品に接していたら創造性も高まるよなぁ。@Tate Modern
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テート・モダンの特別展でムンク展
ムンクはオスロまで行かないと観られないと思っていたので、こうして俯瞰できる機会は本当にラッキー。ムンクというと「叫び」の色合いのイメージが強いが、色使いがとても綺麗でベネトンカラーを黒でくすませたような感じである。また、パステルっぽいトーンとうらはらに、絵のテーマは喧嘩だったり、不安感を煽るようなものも多いのも特徴。北欧というと日本人は「かもめ食堂」とか清涼感ある印象のようだが、ムンクの絵や映画「僕のエリ」や「ドラゴンタトゥー」やTVドラマ「刑事ヴァランダー」なんか観ていると、あの気候からくるなにか心の底にうごめくモノがあるような感じがする。@Edvard Munch: The Modern Eye At Tate Modern
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ちなみにムンク展には「Vampire 1893」なんて作品もあった。@ Edvard Munch: The Modern Eye At Tate Modern
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グローブ座にてシェイクスピアの「十二夜」
この作品はヘレナ・ボナム・カーター主演で映画化されているが、今回のグローブ座の公演と映画版とでは演出がだいぶ異なる。ほぼすべての会話はコミカルな調子であり、道化は道化らしく映画より遙かにコメディ色が強い内容で、こちらは観客からも笑いが絶えなかった。こちらは外見、円形劇場であることが見てとれる。
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このグローブ座の劇場建物は1600年当時のものを再生させているのだが、土間席は屋根がなく、バルコニーの屋根も藁葺きと徹底している。そもそもがロンドンシティからテムズ川を渡った場所に建築したのも、シティから離れ当時の法制度を逃れる為だったようで場所も忠実に再現しているらしい。また、現在はシェイクスピア劇と言うとインテリ臭がするが、当時は大衆演劇であった訳で庶民の芝居であるが故に下品な演出も散見される。そうした目でケネス・ブレナーの映画なんかを観ていると、当時の芝居とは別物に近く洗練されすぎかも、と思ってしまう。また、当時は演じる役者はすべて男であり、女性役も男が演じている。書かれた当時が習わしがそうであったのだと、このあたりの機微も実は芝居(脚本)の中身に関係してきそうである。例えば男が女を演じているだけで笑いを誘う要素に十分なり得え、女性が女性を演じている限り、そこでの笑いや違和感は生じない等である。更には、先の通り天井がない為、スポットライトも用いられず自然光の元で演じられていたので、これまた舞台演出のコントロールが効かない反面、自然光を前提に演出されている脚本であることを知っておくのは有益かもしれない。@Shakespeare's Globe Theater
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グローブ座の門。飾りがなんともカワユイ。@Shakespeare's Globe Theater
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「十二夜」のポスター
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上演中の音楽はすべて生演奏で所謂吟遊詩人のようなカッコをした奏者が優雅にギターなんかを奏でる。これまた、非常に雰囲気がよかった。
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Imperial War Museum London 帝国戦争博物館 館内行程 2900歩 約2km
こちらは、武器のみならず、第二次大戦当時の爆撃にさらされたロンドンの生活やユダヤ人迫害の展示がされている博物館。
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モントゴメリー将軍の戦車。これは他の戦車と異なりメンテをしており、動きそうだった。
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天井には戦闘機が数機。こちらはドイツのジェット戦闘機、後ろにはV2ロケット等も。
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奥には、戦時中の市民の暮らしのブースがあり、ロンドン爆撃のすさまじさ、戦時中の食糧や各家庭の状況などが豊富な展示物で紹介されている。こちらは、戦時中の家と庭のジオラマ、外には自家製の防空壕がある。@Imperial War Museum London
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アウシュビッツのジオラマ。
NYやイスラエルでもこのような展示を見たが(未見だが最近はベルリンが有名)、このシステマティックな殺人施設の有り体を見せられるとなんともやるせなく、20年以上前のことながら突然ダッハウに行った際を思い出した。この展示スペースも実はかなり広い@Imperial War Museum London
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帝国戦争博物館からRoyal Festival Hallへゆるゆる歩き、Waterloo駅そばで早めの夕食。チキンとキノコのパイ。グレイビーソースをかけて食べる。クリーム煮のチキンが具に入ったパイなのだが、オートミールのような食感で味はイマイチw。
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店内はこんな感じで、丁度帰宅時間だったので一人の男性客が多い。横のパブは数名で飲むビジネスマンでいっぱいだった。尚、マクドナルド等のチェーン店がこれ見よがしに立ち並ぶ風景はあまり見られない。
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Royal Festival Hallに到着。丁度夕焼けでホール横のロンドン・アイが見事、その向こうにはビッグ・ベンの頭もw。
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