アメリカで見かけたオートバイ@San Francisco CA
印象ですが、アメリカではオートバイは自動車と異なり
趣味性が高い乗り物のようです。
実用的に通勤で使う、配達で使う、
といった用途のオートバイはほとんどなく
業務用は白バイくらいしか見かけません。
郊外や旅行中に一番多く見かけるのは
ツーリング中のツアラータイプのバイクです。
その他は、フリーウェイで見かける「走り屋」風の
主に日本製のフルカウルのスポーツバイクです、
スクーターや原付のような小型バイクはほとんど見かけません。
今回のような山岳地帯ではモトクロスタイプをたまに見かけました。
今回は旅のあちこちで見た
オートバイの写真を集めてみました。
まずはアメリカの王道バイクで、
今回レンタルした車種と同型のハーレーエレグラ。
前席にも背もたれをつけ快適性を増しています。
また、後部ボックスの更に上にキャリアをつけて
バッグをくくりつけています。
このボックス上のキャリアをつけている方は
アチコチでけっこう見かけました。
荷物に防水対策をすれば万全ですし
平たい後部ボックスなのでしっかり積む事ができ、
手っ取り早く積載量を増やすことができます。
ツアラーではBMWもたまにみかけるのですが
高い支持を受けているのはホンダのゴールドウイングのようです。
肘掛、無線のタンデムヘルメットで完全装備です。
ご夫婦お二人の旅のようでしたが
お二人の合計体重は250kgはありそうでした。
このお二人の搭乗者重量に加え
後部のキャリアを取り付けて、
更に荷重を増やして大丈夫かと心配になります。
チョッパーは今回初めて見ました。
かなり手を加えているのが見てとれます。
デザイン、塗装なにもかも美しいですよね。
郊外でベスパは珍しいですね。
濃い趣味を持った方なのでしょうか、
かわいいサイドカーがついています。
もう一台のベスパは
Bendのカフェの前に停まっていました。
街の景色と溶け込んで、けっこうオシャレな感じです。
~今日一日~
●Mendocino - Redmond - 101 - San Francisco (245Km)●
宿の朝食が遅いので7時に起きます。
世話になったコテージの前で今日お別れとなる
愛車の写真を収めておきます。
しばし、時間があるので
食堂前のデッキで
ちょっと冷たい朝の海風にあたりながら
景色に見入ってコーヒーなど飲みます。
こんな、穏やかな朝は久しぶりです。
周囲の緑が
朝日を浴びて庭もいっそう青々しく
緑が映えます。
朝食でまず供されたのはリンゴのコンポート。
トロトロなのですが、甘すぎたりはしません。
手作りのソーセージに
ストロベリーワッフル、オレンジクリーム添え
朝から素敵な気分にさせてくれる朝食です。
朝の9時半によき宿に別れを告げ、
10kmほど海沿いを南下します。
目指すは一路サンフランシスコ!
昼過ぎにバイクを返却するので
少々駆け足になります。
海を走ってほどなく、
128号線は山あいの道になります。
川沿いを登っていくと・・・
Redwoodの森の道がしばらく続きます。
森を抜けると今度は延々とブドウ畑が続き
ところどころワイナリーの看板が立ち現れます。
主要道の101号線にでるまでは
丘陵地帯のワイン畑が続きます。
101号線に出た後はサンフランシスコまで
ひた走るだけです。
気温も上昇して暖かくなってきました。
ソノマやナパにほど近いこの辺りでは
フリーウェイの101号線沿いにも
ワイン畑がところどころ連なっていました。
バイクを返却する前に満タンにしなくてはならないので
フリーウェイ上のガソリンスタンドに立ち寄ります。
いよいよサンフランシスコ市内に戻ってきました。
ゴールデンゲートブリッジにさしかかります。
太平洋に面した橋なので強風を恐れていたのですが、
予想外に風は強くなく
横風で流される恐怖感もありませんでした。
この橋の料金所はなぜか南下するサイドだけに料金所があります。
北上する場合は無料です。
13時をちょっとまわった頃
EagleRider Motorcycle に無事にたどり着きました。
バイクを無傷で返却でき、一安心です。
ただ、借り物とは言え、
さすがに6日間を共にしたバイクなので
手放す段になって、多少後ろ髪を引かれる想いがします。
レンタルバイクの特典についているタクシーサービスで
ホテルまで送ってもらいます。
今夜の宿泊は最終日なので
サンフランシスコの観光にも便利な
セント・フランシス・ウェスティンにしました。
風格のあるロビーですが、ちょっと狭くて雑然としていました。
お部屋は古い建物のほうにしたのですが、値段相応ですね。
広さもほどほどでバスタブはなしでした。
遅いお昼ご飯になってしまいましたが、
ブログで見つけた美味しいと
評判の中華料理屋さん
R & G Lounge に出向きます。
ちなみに有名な中華街からは少し離れたところにあります。
素朴なものが食べたくて
牛肉ゴハンに青島ビール!
バイクを降りたので昼間から飲むことができます。
海老の炒麺、こちらは評判通りまずまずのお味です。
どこの街に行っても思うのですが
アメリカの中華街は美味しいと思います。
多少、アメリカ風の味付けのお店もあるのですが
当たれば、本格的な中華料理が楽しめます。
サンフランシスコの街並みをブラブラします。
街中にはいろいろな乗り物が走っています。
こちらは観光用のためか、路面電車風のバスです。
こちらは電動のバス(トロリーバス)ですね。
(もちろん普通のバスも走っています。)
トロリーバスがある上に、路面電車も走っていて
道路上には電線が錯綜していました。
さんざん散歩したにも関わらず
お腹の空き具合がイマイチでした。
が、せっかくなので街角にあった美味しそうなレストラン
Puccini & Pinetti に入ります。
こちらは
Pan Seared Sea Scallops
asparagus & prosciutto risotto, sweet pea nage
ホタテのリゾットですね。
リゾットのアルデンテ加減が按配よし、です。
カリフォルニアのリースリングのワインとあわせました。
こちらは
Frutti di Mare
seasonal seafood stew, tomato, basil, linguini, crostini
シーフードのシチューですが、
これは絶品でサーブした方によると
この店、自慢の一品だそうです。
今回の旅行で堪能したのですが
西海岸沿いのシーフードは素晴らしい!
<おまけ>
帰りの飛行機に乗るだけの最終日、
朝食はアメリカンダイナー風のお店にでかけます。
ボリューム満点のホットケーキとベーコン、卵・・・
味は大味ですが、朝からたっぷりといただきました。
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