Avalon Acoustics Eidolon
ついに選手交代で、スピーカーを
MartinLogan Sequel 3から
Avalon AcousticsのEidolonに変えました。
2006年から物色していたスピーカーですが、
やっと末永くお付き合いできるスピーカーに出会えた次第です。
VIVIDAudioは何度見てもあのデザインがイマイチで・・・
Thiel CS3.7は発売する、と言って2年過ぎ未だ輸入されず。
そうこう考えているうちにAvalon Acoustics社のものが
再度視野に入ってきました。
ただ、Avalonを購入するのに
わざわざ廉価なものを購入するのもなんですし
一方、現行のDiamondはやはりお値段が。。
と悩んでいたのですが、
なんと中古のEidolon(オリジナル)に出会い、
現物の美しさにほだされ、音を聴いて更に焦がれ、
一目惚れで購入とあいなりました。
デザインはMartinLogan同様美しく、
同じくアメリカ製になります。
1998年発売ということで、
発売はMartinLogan SL3と同時期なのですが、
やはりお値段が数倍違うだけあって
スピーカー自体の質感や音質はかなり上をいっており
一聴してその違いがわかります。
Avalonのスピーカーのちょっと変わっているのが
スピーカーケーブルをスピーカー底面に
つなぐような設計になっていることです。
美観を考えてなんでしょうか。
つなぐのは少々面倒ですが
背面からケーブルが垂れ下がらないのは
それなりに見た目がサッパリします。
さて、肝心の音ですが、
これはもう絶品としか言いようがありません。
コンデンサー型スピーカー以上に
細やかな音が再生され、音場感もバッチリ。
そして、速度感ある締まった低音は
原音を忠実に再生する為に極めて有効のようです。
オーケストラやJAZZなんかの
楽器配置は手にとるようにわかり
それでいて生々しい、といった感じです。
そして一言で言えば、「響き」の描写が素晴らしい。
例えば、このCD

ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
カルロスクライバー/バイエルン国立管
録音はけっしてよくなく、発売時も顰蹙ものでした。
しかし、今回聴いてみると、確かに録音は悪いながらも
ダイナミックかつ邁進する旋律と微妙に揺れるテンポに加えて
クライバーならではの絶妙なハーモニーが耳に届いてきます。
そして、以前聴いた時以上の感動を覚えました。
思い出したのですが、
購入前タワレコのヘッドホンで試聴をし、
あまりに貧相な録音に
購入を何度かためらったのでした。
今回、改めてこのCD真価を発見した次第で、
やはり再生装置によってソフトの価値まで変わるものだ、
と感じいってしまいます。
そして、他にも海賊盤のコチラのCD

ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
チェリビダッケ/ミュンヘンpo.
チェリビダッケの火を吹く演奏が
今まで以上に音場が縦にも横にもワイドに広がり、
そもそも雄大な演奏であったのが
いっそう磨きがかかった雄大さに聴こえ、
正規盤も真っ青の優秀録音であることがわかります。
同じく海賊盤のCD

ブラームス:交響曲第4番
チェリビダッケ/ミュンヘンpo.
こちらなどは、
もだえるような弦のうねりが見事に再現され、
チェリの掛け声もしっかり聴き取れてしまう
こちらも正規盤真っ青の名録音であることがわかりました。
それから、このCD

矢野顕子: ひとつだけ/the very best of akiko yano
トラック11の弦とパーカッションの絡みが
美しく録れているのがよくわかります。
矢野顕子のCDはどれも録音がよいのですが
このベストアルバムは曲毎にスタジオによる録音状況の違いが
わかってなかなか面白いですね。
中には歌い手の顔が揺れる様まで聴きとれるるほど
立体感がつかみとれる録音になっています。
そして、忘れえぬ一夜の録音

ベートーヴェン:交響曲第9番
カルロ・マリア・ジュリーニ/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
この演奏は20年前にベルリンで生で聴き、
ベルリンフィルの凄まじさに圧倒された演奏です。
特に第3楽章のヴァイオリンのアンサンブルが
金色の絹布がさざ波のようにたなびき、
ピチカートのリレーは清涼感あふれ、
「カンタービレ」と言う音楽の本質を表す言葉の意味を
教えてくれます。
この忘れがたき一夜を
Eidolonは再体験させてくれました。
これから、蔵にある音盤を再聴する日々が楽しみです。
<<システム構成>>
スピーカー:Avalon Acoustics Eidolon
プリアンプ:MarkLevinson No.380L
パワーアンプ:FLYING MOLE DAD-M310
CDプレーヤー:ESOTERIC X-50w
レコードプレーヤー:LINN AXIS
カートリッジ:ORTOFON MC Kontrapunkt-a
フォノアンプ:SHELTER MODEL216





こんばんは
御返事ありがとうございました。
最新版のmartinlogan VISTAなども考慮して、なかなか、購入まで至らないのですが、やはり日本でも購入できるSequelかAudigyあたりを探してみます。 なかなか見つからないので大変ですが。
ありがとうございました。
投稿: neoblue | 2009年3月21日 (土) 23時41分
コメントをありがとうございます。
声楽なども聴かれるのでしたら、Sequel3がお勧めです。
CLS2zを使っている方は別途低音用スピーカーを設置して
工夫をしている方が多かったと思います。
CLS2z単体でも美音ですが、
やはり低音の質感が足りなくて
妙な音つくりの感もありました。
音域が広い声楽なんかも聴かれるのであれば
Sequel3はその辺りはバランスもとれており
背が高い分、スペースもとらず
広くない部屋でもセッティングが楽です。
弦楽器やチェンバロばかり聴かれるのであれば
CLS2zでも十分であり、逆に楽しめるかもしれません。
ご参考になりましたでしょうか。
投稿: junta | 2009年3月21日 (土) 23時31分
こんばんは、
初めて書き込みさせていただきます。
最近、martinloganのスピーカーが手の届く範囲の値段になってきているので購入しようと思いこちらのブログにたどり着きました。 一番欲しい物はCLS2zなのですが、その次がSequel3。基本的にベートーヴェン、バッハ(バイオリン)、声楽などを聞きます、Sequel3は御進めでしょうか。
Avalon Acousticsも気になります。
投稿: neoblue | 2009年3月21日 (土) 20時47分
ありがとうございます。とても参考になりました。ドライブできている感じですか。
先日、ショップでJeffのIcePowerを使ったモノラルパワーとNuForceこちらもモノラルパワー、を聞いてきました。どちらもそれぞれいいところがあってとても良かったです。お値段もそれなりでしたが。。
まずは安価なFlyingMoleを自宅で試してみようかなぁ。
別のデジタルアンプを試していらっしゃるとの事。アップ楽しみにしております。
投稿: YT | 2008年9月10日 (水) 20時12分
「ThielのスピーカをJeffRowlandの古めの機器で」とのこと、FlyingMoleが妥当かどうかはわかりかねますが、少なくともクレルから変えた際にはドライブ力がアップした感は強くありました。
もちろん Avalonもよく鳴っていますし、ドライブできている感じはします。
ただ、今別のデジタルアンプを試しておりまして・・・。その結果は近いうちにアップいたします。
投稿: junta | 2008年9月 9日 (火) 01時46分
生活空間に上手く溶け込むシステム、とても素敵です。またまた見とれてしまいました。。
すいません、一つ質問よろしいでしょうか。
当方、ThielのスピーカをJeffRowlandの古めの機器で主にクラッシクを聞いておりますが、最近デジタルアンプというものに興味が出てきたところです。いろいろ他デジタルアンプ製品も含めてネットで調べているのですが、FlyingMoleにも興味津々です。FlyingMoleで力不足なくAvalonを鳴らせてるようですか?しっかりドライブできている感じなら、私も購入して試してみようかなぁと考えています。
投稿: YT | 2008年9月 6日 (土) 18時37分
コメントありがとうございます。ウチのオーディオも、ゆるゆると一歩一歩前進してきておりますので、そのように言っていただけれるとたいへんうれしく思います。
やはりスピーカーは、場所をとるので部屋の雰囲気には大きく影響してしまいますよね。気に入ったデザインでないと、聴くスタンスにも感覚的に影響してしまいます。
音的にはVIVIDAudioが本当にイチオシだったんですけど、ルックスが部屋に合わなくて・・・
投稿: junta | 2008年9月 6日 (土) 09時21分
はじめまして。
とても心地よい音楽が聞こえてきそうですね。
MartinLoganの画像も拝見させて頂き素敵でしたが、Avalonも部屋の雰囲気にぴったりで、うっとりと眺めてしまいました。
こんな素敵なシステムでクラシックを聞いてみたいものです。
投稿: YT | 2008年9月 4日 (木) 22時11分