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2007年6月10日 (日)

充電@東北自動車道

旅でエネルギーを充電、ではなくて。
本物の電気の充電の話。

実は自分のオートバイには、
まだ面白い装備が着いている。
下記、エンジン横にヘラープラグという
車載シガーライターのような形状のものを挿せる
ソケット口が開いている。
(写真の黒い電線がつながっている部分)

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実はここから12Vの電源がとれる。
そこで100V電源に変化するインバーターをとりつけ
シート下の工具入れにつなげる、と。
ここで、携帯電話や充電池の充電に使える。

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電気ヒーターつきのジャケットなんかを
つなぐのが主な用途らしいが、
長距離ツーリングで充電用途に使えるのは
かなり重宝する。
デジカメやGPS用の充電池の充電を前日忘れたり、
携帯の使いすぎで電池が切れかけたりした際
モーレツに役に立つのであった。


~今日の一日~

本日はいよいよ東京に帰る日。
雨が予想されるので、
日の出前の山道でもなんとか走れるくらいに
明るくなった4時に酸ヶ湯を発つ。

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途中、だんだんと明るくなる中、
何度も走った八甲田山中の新たな景色を楽しむ。

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黒石ICから東北自動車道に。

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途中、夜が明け美しい日の出を左手に
ひたすら走り続ける。

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仙台を越えた後に多少雨に降られるも
快調に飛ばし10時半頃に佐野に到着。
しかし、ここでひどい雷雨。

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12時ちょい前に都内の自宅に到着。
青森から休憩を入れて8時間、
この分なら例え大阪まででも楽勝で行ける、
と思いつつも
到着するなりシャワーを浴びて、お昼寝。

最終日以外、天気に恵まれ
心身ともにリフレッシュした北海道ツーリングでした。


本日の走破距離 708km

2007年6月 9日 (土)

Zen and 湯治@酸ヶ湯

結局、当初の目論見は変更し
秋田方面行きは取りやめ、
酸ヶ湯に延泊を決め込む。
なので、実に湯治モード3日目。

この大浴場、本当によいお風呂だと思う。
(写真撮影は禁止につき、下の写真は温泉提供のもの)
総ヒノキ造り、80坪の面積。

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朝は、陽光きらめく薄ガラスの窓、
夜は、黄色灯のぼんやり仄かな光、
雨の日は、雨足が木の壁をたたくかすかな音、
古木に囲まれたお風呂で
折々の雰囲気を感じながら
ゆっくりつかる。

お湯は白濁した源泉かけ流し、
口には酸っぱく、
目に入ると痛いほど酸が強い硫黄泉。
日に何度もつかると身体中が硫黄臭くなるが
心身に効能がしみこんでくる気にもなってくる。
洗い場はなく、湯治中には顔にも、体にもセッケンは使わない、
せっかく体に沁みつつある温泉成分を
洗い流すことになってしまうから、とのこと。

湯治宿の部屋は、廊下も軋み、
薄い壁一枚で隣の部屋の音はまる聞こえ
物質的な贅沢さとは対極にある。
が、たいへん優雅なひと時。


本当は本日、国内で唯一行ったことがない地域
「男鹿半島」や「白神山地」の秋田を訪れる予定であった。

連日の雨模様にくじけたのと
酸ヶ湯の雰囲気にほだされたのと
読んでいる「禅とオートバイ修理技術」に後ろ髪を引かれ
酸ヶ湯延泊を決めた。

男鹿半島には、次回いつに行けるか、わからない。
ただ、これだけ今回充実した日々を過ごせたのだから
楽しみはとっておくのも悪くない。


さて、逗留の要因となった「禅とオートバイ修理技術」。
ちょうどPCの黎明期、電子出版に入れ込んでいた時に出会った本。

Zenand

失われた記憶の探求という物語面からも
価値の探求と言う哲学面からも刺激的な本書。
再読の価値は大いにあった。
その為、半ばまで読み、
サックリ読んでしまうのはもったいない気がして
次回の米国ツーリングに持参することにする。

そこで、オートバイつながりでもう一冊持参した別の書籍
ゲバラの「モーターサイクル・ダイアリーズ」を併読する。
破天荒な彼の振舞いを楽しみつつ、当時の南米諸国の実情も知る。

「禅とオートバイ修理技術」も「モーターサイクル・ダイアリーズ」も
登場するのは古きよき時代のオートバイ、
常々のメンテは欠かせない代物。

ただ、オートバイを操縦して
すべてを肌で感じることができ
地形を、その土地の文化を、空気も風も雨もを
生身で感じるすばらしさは共通している。
そして、それは現代のオートバイにも通じている。


~今日の一日~


朝ごはんは、またバイキング。
いくらが大皿にテンコ盛り!
で、朝からいくらご飯を満喫。

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食後は部屋でインスタントコーヒーを飲みながら読書。

お昼前、雨もあがっているので、
ちょっと八甲田山のワインディングを
走りに外出。

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どんなものか、と途中「蔦温泉」を覗きに。

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394号(七戸町に抜ける道)を途中まで走ったが
ここは絶景ポイントが多い道!
雄大な景色が楽しめる。
欲を言えばもう少し天気がよければ・・・

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天候が崩れてきたので
部屋に戻り、また読書三昧。

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山奥ながら、毎晩よく手を変え品を変えで
これだけの盛りだくさんの料理を出せるものだ、と感心。

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ひっそり更けゆく夜中、
明朝帰宅を前に、最後の温泉につかる。

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本日の走破距離 96.8km

2007年6月 8日 (金)

マンディアルグ@酸ヶ湯

メイルも携帯電話も使えない閉ざされた温泉「酸ヶ湯」。
平面の地図で見ると青森、弘前、十和田湖からも近いが
実は周囲を山に囲まれ、けっこうな山深さ。

そんな環境で読書をするのは、
なんとも得難い快楽。


今日読了したのは、
マンディアルグ「オートバイ」。

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アマゾンの紹介だと
 『早朝の大気を切り裂いて、
 若い女の乗ったオートバイが疾走する。
 夫を棄てて愛人の許へ愛車を駆り立てて行くレベッカ。
 愛の幻想に錯乱しながら、彼女は破滅に向かって驀進する。
 現代人の日常の奥に潜む狂気のエネルギーを詩的幻想に
 包んで作品化した、マンディアルグの大衆小説第1作。』
なんて按配だが、あらすじやテーマは
気にしないで、ただただ読み進めばよさげ。

主人公レベッカのオートバイを操縦する様の
描写がなんとも素晴らしい。
さすがマンディアルグである、
当然、そこらのバイク雑誌の記事なんかおよびもしない。

マニエリズムの絵画を見ているような
バイクを操る躍動感、スリル、満足感が
一文一文に凝縮されている。

お話の内容はマンディアルグなので
官能的な少女趣味に基づく幻想小説なのだけれども、
 「手先のわずかな回転で、背後のすべてのしろものといっしょに
 彼らを虚無の中へ追いやるのだった」
なんてフレーズも散見され、
バリバリ元気な女の子の話として読める。
時代を経て、背徳の印象も薄れ、
現代人にはけっこうスッキリした読後感があるかもしれない。



~今日の一日~

今日も酸ヶ湯連泊。
朝6時にお風呂に入り、
朝食まで読書。

前日夜半、雨が降ったようだが
朝の天気はまずまず。

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朝食はバイキング形式。
早起きしているためか
空腹でガッツリ食べてしまう。
装いはホテルのバイキングっぽいのだが
ひとつひとつが素朴な味でおいしい。

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食後また読書。
そして小一時間ほど眠り、またお風呂。
午前中はあの広い千人風呂を独占状態。
お湯にゆったりつかる。

湯上り後は部屋に戻り、
窓からは心地好い八甲田のそよ風の中、
また読書。

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お昼を食べに20kmほど走って弘前へ向かう。
八甲田山近辺はどの道も緑が美しい。

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ついでにちょっと観光。
弘前の昇天教会。

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教会内部。
この障子の扉の向こうに・・・

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本堂というか礼拝堂が!
見事な和洋折衷様式。

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「旧弘前市立図書館」横にある
「旧東奥義塾外人教師館」。
この中にある「サロン ド カフェ アンジュ」でフレンチの昼食を。

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かなりカジュアルで一度にすべてテーブルにでてくる。
お味は普通。
ただ、右手のリンゴの冷製ポタージュは
冷たさとほどほどの甘さが織りなす逸品。

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食後は特にアテもないので
黒石市街に立ち寄る。
そして、昭和の趣のある懐かしき街発見!

古き時代のものを大切にし、ゆったり時間が流れる街。
写真は市街の商店街にて重要文化財の「こみせ」。
江戸時代に造られた木造のアーケード。
こういった建造物も自然と街並みに溶け込む街「黒石」
次回再訪し、ゆっくり散策したいと思う。

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黒石市を出る時、山は真っ黒な雲で覆われていた。
やはりあっという間の土砂降り、
慌てて雨具を着込み、
山道をずぶ濡れになりつつ30分走り
宿にたどり着く。

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風呂に入り、冷えた身体を温めると
ちょうど、夕食。
今日も品数が豊富で驚く。

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食後は、読書と決め込んだが
横になった勢いで、読書中に20時頃寝てしまう。
夜中おきてまたお風呂。
夜中の木造の薄暗い風呂は少し不気味だったが
なんとも静かで心地好い。


本日の走破距離 92.1km

2007年6月 7日 (木)

追想@青森

八甲田山近辺の林道を走り回り
そう言えば前回は未舗装道路も多く
あげく砂利道の農道に迷い込んでしまい
抜け出せなかったことを思いだす。

そして、なんとも昭和の匂いのした十和田市街を再訪、
しかし・・・・

時代は変わり景色も変わり
新たな施設の見学と
思い出を追想した一日。


~今日の一日~

早朝6時半にフェリーは青森港に到着し
駅前のマクドナルドで朝食とりながら
一日のプランを考える。

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まずは三内丸山遺跡にて
5000年前の縄文時代の遺跡を見学。

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ジブリのアニメにでてきそうな
草花に覆われた住居。

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この機械は何でしょう?

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「スーパーケムラー」・・・
要は茅葺を燻す機械だそうで
パイプの先を茅葺住居に突っ込んで
噴出する煙で燻すということらしい。
いろいろなビジネスがあるものです。

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その後は隣接する青森県立美術館へ。
青森出身の棟方志功や奈良美智を意欲的に集め、
なかなか見ごたえのある美術館。

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なんとベッケルの映画祭まで。

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昼食は美術館飯。
津軽鶏と青森リンゴのカレーらしいが
値段の割りに普通・・・・

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再訪の八甲田山山麓からのルート394号。
木々の合間から突然立ち現れる
八甲田山が美しい。

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なんとも風情があった
十和田市街のアーケードを再訪するも
シャッター通りと化して唖然。
ロードサイドのジャスコ等の進出で
ご多分に漏れず商店街が苦戦している模様。

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例えば、このアーケード、
風情もあり、りっぱな施設なのですが
奥のお店は全滅状態。

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でも20年前は、
古い施設ながらお客もいて賑わってました。

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こちらは酒屋さん、再訪時の今もやってました。

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ただ、以前もこんな感じで、
樽や看板等デコレーションもそのまま。
アーケードの屋根は高く改良したようですが
お客に飽きられてしまうのも仕方がないかもしれません。
いずれにせよ、食べ物の匂いやら道端のおしゃべりやら
昭和の懐かしさも香る商店街がなくなってしまったのは
寂しいかぎり。

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その後は、十和田市を後に奥入瀬へ。
写真は景色が流れ疾走しているように見えるが
単に周囲が暗くシャッタースピードが遅いため。
実際は下り坂の際にはエンジンを切って
せせらぎを聞きながら坂道を静かに滑走。

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さんざん八甲田周囲を走り回った後、
酸ヶ湯温泉に到着。

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宿の中庭。
大浴場への廊下沿いなので
滞在中は日に何度もこの景色を眺めることに。
本日は晴天。

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味わいのある湯治部屋の廊下。
以前からお世話になりたかった酸ヶ湯の湯治部屋、
実はこの風情に惹かれていた。

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自炊をする人の為の共同の炊事場。
湯治の合間にお婆さんたちが
山菜を摘み、ここで皮をむき調理をしています。

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なんでも揃う(笑)
酸ヶ湯温泉の百貨店。
洗剤など日用品に加え
手作りのおにぎりなんかもあって
湯治客には欠かせない存在。

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そして、一時間百円で使える洗濯機と乾燥機。

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湯治部屋でも夕食が頼めるので
お願いをしたら、かなり豪華でびっくり。
お酒は持ち込みができるので、
夕食を地酒とともに堪能。

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午前中は遺跡・美術館と文化的に
午後は八甲田近辺の思い出の場所を再訪し
昔の風情なぞ思い出しシンミリと追想の日。

本日の走破距離 147km

2007年6月 6日 (水)

グリップヒーター@日高峠

今のオートバイにはグリップヒーターなるものが
装備されている。
外見からはわからないが左右のハンドルグリップに
電熱線が通っており、写真の左下のスイッチを押すと
グリップが暖まりだすしくみ。

更に、本来オフロード車の手の保護用なのだが
グリップカバー(写真の手前の覆い部分)なるものを
オプションでつけてもらっている。

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このグリップヒーターとグリップカバーが
冬季だけでなく、雨の日走行に大変効果がある。
夏季でも雨で濡れやすく風が当たる手は
けっこう冷たくなってかじかんでしまう。
が、この二つの装備でけっこう緩和されてしまうのは
発見であった。

特にグリップヒーター、
今後は手放せなくなりそうである。


~今日の一日~

朝、北海道ホテルの庭にフラッとでて軽い散歩。
今日は北海道最終日なので、ちょっと名残惜しい。
静かで新緑も美しい庭で、ちょっとシンミリ。

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そして、その庭をながめての朝食。
ホテル内で焼いた焼き立てパンや
十勝のベーコンやハムがうまい。
フェリーは夜出港の為、
今日は時間に余裕があり
チェックアウトの11時まで
ホテルでゆっくりする。

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フェリーに乗る室蘭を目指すも
途中、雨が予想されるので、
もう最初から使えるところは有料道路を
とことん利用する作戦。

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ひたすら274号を走り
昔はかなりの難所だったと思われる日高峠を越える。
とにかく急な坂の連続で
大型トラックもエンジンを
ゼイゼイ言わせながらノロノロ登っていく。

ようやっと峠を越えたところで
ドライブインに入って昼食をとり、また出発。
曇り空ながら幸いにして雨は今のところ降らない。

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夕張から道東自動車道に乗る。

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道央自動車道に入った辺りから
天候が怪しくなる。

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ちょうど有料道路を降りた瞬間、
登別室蘭にて、ついに雨。
運がよいのか、悪いのか、
あと少しで港だったのだが・・・
まあ、ここまで雨にあわずに一気に来れたことを感謝しよう。

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土砂降りに近い中、すぐにフェリー乗り場につく。
ただ、室蘭の港は街中から遠く
アテもなく雨の中ワザワザ街中へ
出かけるまでもないので
23時半の出港まで5時間近く
フェリーの待合場で読書を決め込む。

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今回は一等の船室を予約。
4人部屋ながら1人で貸切。
22時に乗船後、すぐに風呂に入り
あとはこの部屋でリラックス。

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外は小雨降る室蘭港。

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何事もなく、移動と待機の一日。


本日の走破距離 279km

2007年6月 5日 (火)

よきホテル@十勝

今夜は帯広の北海道ホテル
豊かな庭にモール温泉とリーズナブルながら
満足度の高いホテル。

帯広は「北海道ホテル」、ウトロは「知床第一ホテル」、
阿寒湖温泉は「鶴雅」
あわせて友人から薦められた。

ただ、ウトロ、阿寒湖温泉のホテルは各々とも
「お泊りは二名から」とのことで
一人旅の今回は泊まることができなかった。

そこで各々の滞在地では
お勧めホテルに隣接したホテルをとる事に、
ウトロはHホテル、阿寒湖温泉はEホテル。

HホテルもEホテルも
隣に大きなライバルが出現して
四苦八苦な様がアリアリだったが
興味深かったのがその対応の差。


Hホテルはダメな典型。
・ドアマン、ベルボーイがエントランス付近でいつもご歓談。
 客が着いてもなんともノンビリエスコート。
・部屋まで案内するも荷物も持とうかとの声もかけず。
・団体客が優先で朝食の時間などは一般客は後回し。
・朝食はバイキングながら安価な食材を用いているのは明らか。
・フロントから売店までスタッフの弛緩した雰囲気がありあり。

Eホテルは
・オートバイを見かけるなり停車場へすぐ誘導。
・荷物を当然ながらフロント、部屋まで運んでくれる。
・団体客の日程を教えてくれ、
 風呂や食事時間について一般客も快適に過ごせるよう
 時間に柔軟性をもたせる。
・各スタッフはアジア系の外国人を雇用してコストダウン
 だが接客教育は徹底しているらしく笑顔や声かけは見事。

頼みの綱は一見さん団体ツアーのみのHホテル。
基本を忠実に、そして細やかな配慮で企業努力をするEホテル。
競争の中で新たな活路を見出すもの、
縮小均衡におちいるもの、様々である。


ただ、Eホテルの近隣には
スタッフを鼓舞する為、
顧客アンケートに名前が書かれると金一封をだし
更には、ホテル内のアチコチに監視カメラをつけて
スタッフの接客をチェックしているホテルもあるとの話も。
その為、宿泊客へスタッフがうるさいくらいに
声をかけてくる、と言う。


「もてなしの心」とこういった機械的な管理手法は
果たして結びつくのか?
どうも監視カメラや即物的なインセンティブとは
結びつかないような気がする。
こういった浅知恵の経営者が作るサービスを私が好まない。
それとも世の中がこういった擬似的なホスピタリティで
満足するようになってしまったのだろうか。

だったら、私はHホテルのようなユルくても
ダメっぷりにヘラヘラ同調して滞在するほうを選ぶ。

観光地まで来て、
徹底管理に起因するテンションで
押し付けがましく接客されても、ね。


もしくは、今晩宿泊した帯広の北海道ホテル
求めた際に求めたサービスをキチッと対応できる、
で十分である。

コインランドリーはあるか、と聞いたら
当ホテルにはないが、車で5分ほど行ったところに・・
と地図がサッとでてくる。
素晴らしいレストランや
地域の特色を生かしたモール温泉なんかを
キチンと提案している。

これこそがサービスの王道かつ基本かもしれない。


~今日の一日~

ホテルの団体客の食事が済むのを待って
ロビーにはゆっくり降りていき、ノンビリ朝食をとる。
朝食後、阿寒湖から20km先のオンネトーへ10時に発つ。

前日のマッサージ師の方のご推薦の場所だけに
景色は申し分ない!
そしてなんとも言えぬサファイアのような湖面。

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その後、釧路に向かうが
敢えて山道に入り、釧路湿原を横断する274号を使う。
途中いくつもの牧場もあり、まさに牧歌的な風情。

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コッタロ湿原に出る、写真はコッタロ川。

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で、途中から砂利道に、
走り抜けるとものすごい砂塵が立ち昇る。
左手には湿原を這うように流れる釧路川が流れていた。

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釧路の街中を散策がてらバイクで流すも、
大きな街なので食事をする見当がつかず
とりあえず、フィッシャーマンズワーフ(MOO)に行き
お昼はMOOの定食屋でトキジャケ定食に。

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MOOは閑散としていたので、
釧路和商市場も覗いた後、宿泊予定の帯広に向かう。
敢えて38号は走らずに、山方面の274号を走る。
道は当然空き空き状態でワインディングロードを
楽しみつつ快適なツーリング。

山道を楽しむと、
時間も16時と遅くなってしまったので
下山後、本別から道東自動車道を利用。

GPSの電池が切れてしまい
有料道路ながら車は全く走っていないので
ちょっと路肩にバイクを止める。

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ホテルに到着後、食事まで時間つぶしで
付近のコインラインドリーに。
読書しながら洗濯機の止まるのを待つのも
旅ならではのゆったりした時間。

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夕食は北海道ホテルのレストラン「バード・ウォッチ・カフェ」で
十勝へのこだわり「おもいやりメニュー」のフレンチ!

 十勝沖トキシラズのホテル特製スモーク ハーブ風味
 カラーポテト(インカのめざめ)の冷製クリームスープ
 広尾沖サメカレイの炙り焼き 海老と帆立を添えて
 十勝牛フィレ肉のソテー 新得町産マッシュルームのソースと伴に
 十勝産グリーンアスパラのタルトとアイスクリームの取り合わせ
 十勝産小麦「キタノカオリ」100% ホテル特製パン
 
まずはトキシラズ鮭のスモーク

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カレイの炙り焼き

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フィレ肉のソテーとアスパラ

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フラッシュを焚くのは忍ばれる
よい雰囲気のレストランなので
写真はイマイチながら、お味はかなりのもの。

また、十勝ワインもリーズナブルで提供している。
十勝ワインは独自品種にこだわったり、山葡萄を用いたりなので
山葡萄の酸味(通常のワインの酸味と
異なり生の果実っぽい酸味)や野性っぽい力強さがある。
ちょっと普通のワインを期待すると裏切られるが
こういったものと覚悟して飲めば、
十勝産のお料理と合いかなり楽しめます。

今日は距離は少ないながら
ハードな山道が多かったので
疲れた身体においしいエネルギーを注入できる夕食、
そして、十二分に身体を癒せる温泉はとても助かる。
よきホテルに感謝!

本日の走破距離 330km

2007年6月 4日 (月)

鳥の歌@知床

知床五湖の散策をしつつ
湖畔の石に座り一呼吸。

前後に他の人はおらず、
一人、ノンビリしてると横の藪がゴソゴソ
注視すると蛇がニョロニョロ。

さらにしばらく眠気も覚めやらない様子で
気が抜けたようにお休みをしていると
木々から様々の鳥の声が聞えてくる。
静寂中から、いきなりステレオのボリュームをひねった感じだった。
実は、今の今まで鳥の声をそんなに美しいとは思ったことはなく、
ちょっと自分でも驚く。

どうも空気と関係しているのかな、と。
澄んだ空気の中、鳥の声も伸びやかに
音が耳に届いてくる様は、まさにピュアな音楽。

この旅から戻ったら
是非、メシアンの「鳥のカタログ」
真面目に聴き直そう、と思った。



~今日の一日~

朝8時ウトロを発ち、知床五湖へ
羅臼岳を含めた知床半島の山々を眺め
気持ちよい空気の中、流すように走る。
途中、道路わきで鹿も見かけ山深いところに来た実感。

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知床五湖の2湖からの景色。

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五湖巡りは当然歩きになるのだが
ワークブーツ着用で助かった。
やはりロングツーリングはバイクブーツではなく
ワークブーツに限る。

まだ、朝早い為観光客もまばらで
快適なハイキング。
鹿はウロウロ、
人が手出しをしないのを知ってる為、
悠々と目の前で食物を物色。

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ヒグマ出没中とのことで
残念ながら残りの湖は次回のお楽しみに。

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知床峠へ、まだ雪も残っているが
そんなに寒いわけでもない。
峠道は朝9時から開通なので
早朝ツーリングは不可、
今日はノンビリモードだったので、ちょうどよく通過。

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知床峠を下り、羅臼着。
写真は「北の国から-’02遺言-」ロケ地になったコンビ二、
実在しててちょっと驚き。
その他にも水産加工場やら番屋、スナック等
ロケ地が散在しており「道の駅」に、
所在地の案内紙が置いてある。

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実は、宿泊を羅臼かウトロかと迷ったのだが
やはり宿泊するなら宿も豊富なウトロといった印象。
ただし、海産物の食事や買い物は羅臼はよさげ。

羅臼を通過し、お昼を目標に一路根室に向かう。
途中は背に知床の山々、国後島を横目に
オホーツク海沿いを南下。

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12時半に根室着。
この時とばかりに銀行でお金をおろし
その後ウロウロ食事場所を探すが
なかなか見つからず
駅そばの寿司屋にフラッと入る。

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地のものばかりを握ったお寿司をいただく!
これがどれも完璧の鮮度とお味。
「サーモン」は寿司ネタとしては
日頃苦手としていたが、これは別格であった。
油のしつこさが一切なく、
そこそこのネットリ感と鮭独特の風味を堪能。
「うに」はお塩でいただく、
軍艦巻きなんかには当然していない。

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食事後は、摩周湖に向かって、今度は内陸を走る。
牧場の間の平坦な一本道をすべる様に流して走る。

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そして摩周湖に!
こんなに美しい湖とは、思いもよらなかった。
澄み切った湖面の色、
遠景に摩周岳を臨む視野に入る景色のダイナミックさ、
見事である。

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そして、実は20年ぶりのリベンジ。
やっと観れた感も感動にプラスしている。
下記はちょうど20年前の写真だが
現在は土産店、展望台も見違えるように整備されていた。

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夕暮れ近く屈斜路湖の湖畔を走り、阿寒湖の温泉街へ。

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夕食はバイキング形式ながら、
阿寒湖に面した快適な空間での食事。

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夜はホテルでマッサージをお願いする。
このマッサージをしてくれた方が
素敵な方で北海道話をいろいろ聞かせてくださる。

以前食堂を経営されていた際に
ライダーを随分とアルバイトで雇ったと言う話から
そのまま北海道に定着されたライダーの話、
都会に戻ってもすぐに北海道に舞い戻ってきた夫婦の話等々を
おりまぜ北海道でのリアルな生活の様々。

冬の生活を含めて、環境は厳しいけれど、
替えがたい「良さ」もあるのも事実。
この歳にして、ちょっと長めの北海道旅行をし
なんとなくその「良さ」も理解できた。


本日の走破距離 414km

2007年6月 3日 (日)

SHOEI@オホーツク海

SHOEIとはヘルメットメーカー。
今回のツーリングに先立ち
ひとつだけ装備を買い換えた。
それが、このSHOEIのヘルメットMULTITEC

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以前も、このタイプの旧型-写真右-
(アクティブプロテクターといわれる
 アゴの保護部分が開閉できる)を
使用していたが
デザイン面での改良だけでなく
重さなど圧倒的に快適になっている。

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ジェットヘルの利点と同様に
アゴの部分が上がるので
私のようなメガネ着用者は
メガネをかけたまま被ることができ
便利この上ない。

実際の使用感では、
・フルフェイスでこんなに軽いの?!
・風切り音が消えかなり静か!
といったところ。
また、旧型は開閉スイッチが左右についていたが、
今回のものは中央一箇所になり、
片手で開閉スイッチを操作できる。
これは操作性が向上した上に
信号待ちなどでクラッチを握ったまま
操作できるので、けっこう便利かもしれない。


そして今回
このヘルメットの効果が発揮されたのは
寒さ対策!
今回の北海道ツーリング
気温は14度から20度と寒暖の変化はあるものの
この程度なら衣類は通常のウエアで十分補えたのだが
顔は無防備。

冷たい風に対して、
フルフェイス型はとても効果的だった、
首から入ってくる風の冷たさと
ひっきりなしに吹く海風の風きり音対策は
運転時の快適性を向上させるもので
これがかなり運転に影響していると思われる。

シューベルトのヘルメットとも迷ったのだが
ひとつのメーカーの技術開発努力を体感したく
こちらを購入。
現在のところ、高速運転時にシールドのヒンジ部分が
キュルキュル鳴くことを除き概ね良好。


~今日の一日~

友人M宅でぐっすり眠った後、
たいへん美味しい朝食をいただき
ちょっと遅めの11時に北見を出発。

青い空と青い海、
身体はポカポカするも風は冷たいオホーツク海。
途中、網走湖近辺では潮干狩りに勤しむ家族多数あり、
日曜日のためか普段以上にノンビリムードが漂う。

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能取岬に到着。
遠くに見える山々は知床半島、
本日の目的地。

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道中、以前スルーした網走刑務所を見学。

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監獄飯を500円で食す。
メニューは
お約束の麦ご飯(麦3:白米7)
 鶏肉と竹輪の炒め物
 いんげんと油揚げの煮物
 イカの酢味噌和え
 五目山芋汁
で720kcalとのこと。
素材もよくて美味しい。

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午後は、オホーツク海沿岸をひた走り、
原生花園に立ち寄る。

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鳴り砂浜、砂がキュキュと鳴く砂浜。
海の水も透明で綺麗。

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16時に知床半島、ウトロに到着。
温泉に使った後、夕暮れ時は海岸で過ごす。
美しい日没。

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黄金色に変わる港の風景。

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夜は漁師も集まる居酒屋でうにいくら丼。

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そしてツブ貝のつぼ焼き。

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知床の夕日は、かなり心に残った。
澄み切った空気、
そしてオレンジの透過色に染まった風景、
海辺で景色をまったり、ゆったり楽しむ贅沢至極なひととき。


本日の走破距離 165km

2007年6月 2日 (土)

CompactPro meets 亜細亜式@北見

昨日に引き続き友人Mと奥さんのご案内で
絶景ポイント2つに連れて行ってもらう。
道中、北海道の話や地方で過ごす楽しみを
たくさん聞かせていただく。

彼とは20年以上前に出会い、
こうしてお互いブログをやって
なんとなく近況を知り合い。
接点が増え、そして今回の邂逅に至る。

お互いブログをやっていなければ
今回の北海道での出会いの可能性は低かったかと思うと
なんとも不思議な繋がり方をする世の中になったものである。

~今日の一日~

最初は滝上の芝桜

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丘を埋め尽くす芝桜に圧倒!
ほのかに花の香りも楽しめ
公園を一周。

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天候もよく雲ひとつない青空に
芝桜の色も映えノビノビ緩んだ公園。

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その後は上湧別のチューリップ。

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上から見ても壮観!

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訪問のタイミングもよかったようで
とにかく天候と花に恵まれた一日。


帰りは夕食の買出で
お店に立ち寄り立ち寄り帰宅。

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そして夕飯の準備中に近郊の温泉へ。
10分足らずの場所にいい温泉が。
お風呂では、友人の同僚ともお会いし、
何が釣れただの、何の野草が採れただの
なんとも豊かな休日の話題。

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そして、夕食。
帆立は前日の寿司屋もそうだが
開眼してしまうほどの美味しさ
甘くて柔らかくて
地元民はこんなのを普通に食べているんだな。
うらやましいかぎり。

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ちょっと蒸しすぎたとのことだか
なかなかどうして、うまい牡蠣!
ツユもジュルジュルいただく。

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そして、ホッケにアスパラも
いっしょにいただく。

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舌を楽しませるだけでなく
身体にエネルギーをくれる
自然の力の満ち満ちた食事。
ご馳走様でした。


2007年6月 1日 (金)

ハートを見せる手法@旭川

とにかく驚いた。パッションと工夫の織りなす見事な演出。
動物園の運営者/飼育者達の動物と客への深い愛情に
満ちた旭山動物園。
熱いハートや想いが静々伝わってくる
とても上手なプレゼンが繰り広げられており
感動ものでした。

そして、早朝の北海道の丘、夜の旧友との再会
とにもかくにも充実した一日。


~今日の一日~

7時半に富良野駅前のホテルを発ち
美瑛の丘巡りへ。
前日、コースをGPSに読み込ませ
美しい丘をもらさずコース取り。

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北海道のすがすがしい朝と
丘を駆ける喜び!

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開園(9時半)と同時に「旭川市旭山動物園」へ

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小腹が空いたので入場早々に
見物客の列を離れカフェに。
スープカレーを注文。

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これが、なんとおいしい!
何の変哲もない普通の園内カフェで
どれでもいいや、
とりあえずのカレーを注文して
そのお味にびっくり。

たまねぎの甘さやら
野菜のうまみがギュッと詰まったカレーで
最後はゴクゴク飲み干してしまいました。


さて、園内に戻り
とにかく見せる工夫の嵐を楽しむ。

まずはアザラシ。
周囲のお客の表情のほうが面白い。
まるでアザラシのほうが人間を観察しているよう。

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次は何でしょう?

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実はシロクマを観察するドームでした。
(写真のドームは身障者用で潜望鏡タイプになってます)

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水中トンネルは最近水族館でよく見かけますが
動物園では、私はお初です。何用でしょうか?

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ペンギン観察用のトンネルでした。

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このトンネルはサルのブースにもあります。

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ただ、サルのブースでは
トンネル以上に素敵な仕掛けがコレ。
ガラスを挟んでサルと同じ遊具があって
子供が同じように競って遊ぶという。。。
大人はわが子を見て、
人類の進化の歴史を理解すると言う工夫(ウソ)。

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これは説明がメンドクくさいので
看板をそのままアップします。

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フラッシュは厳禁なので
写真ではよく見えませんが、
フタを開けると
しっかりヤマアラシが寝そべっていました。

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これはネーミングがうまい!
「本来の姿を見てもらおうと思いつくりました。」
との文章表現が素直でグッときます。

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で、そのヤギ。
確かに「本来の姿」が見えてます。

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その他にギミックですが
かわいい案内板が動物ごとに。
実物は持って帰りたくなるほど
温もりがあって愛らしいものでした。

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その他、選りすぐりの看板たち。
文章も担当者ごとの文字も味があります。

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こう書かれたら、確かにいたずらしない。
実はこの看板の上にヒョウが寝そべっていて
下から見上げると金網越し真上に見ることができます。

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飼育動物を食べることを
奨励している動物園は初めてです。
誤解を恐れず書くこと自体勇気あるし、
また、心意気がヨロシ。

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その他、説明責任を果たすべく2枚の看板。
こういう“なぜ”を説明することを思いつき
お客へ配慮すると言うのは
なかなかできることではありません。

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米国の動物園では飼育員が当然のように
動物の説明を各檻の前でしていました。
が、ここでも子供には飼育員から声をかけ
説明をしていました。
「キリンはバナナの皮と実のどちらが好きか?」
幼稚園児に答えさせて、
その実演を見せたりしています。
(実際にバナナは皮のほうが好みのようです)

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さて、昼に動物園を後にし
旭川の「梅光軒」でお昼。
味噌バターラーメン。
醤油が本当は看板メニューらしいが、
隣の人のうまそうなのを見て、迷わず注文。
普通においしいラーメンでした。
尚、店のスタッフは皆とてもいい感じで
食べてておいしくなります!

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その後、友人のいる北見へ一路!
あえて二桁国道の39号は避けて333号にて東へ東へ。
旭川では汗ばむ陽気が、多少肌寒くなってくる。

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今晩のホテルは“ドーミーイン北見”に。
まだ、できて間もない上に天然温泉付!
バイクも一階の屋内にとめることができ
使い勝手も便利。
16時にチェックインし
時間があるので温泉に漬かった後
旅行時恒例の散髪にも行く。


夜は19時から友人のMが
とてもおいしい寿司屋に連れて行ってくれる。

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本当に会うのは何年ぶりだろうという再会だが
出会いがしらにそんな時間の経過は無化され
一瞬にして高校時代の友人同士に。

素晴らしい刺身、カニ、握りと料理は続き、
昔話と近況報告で花が咲き
かなり酔ってしまい、22時にお開き。


本日の走破 304km

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