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1996年12月10日 (火)

エルサレム~イスラエル~

いよいよ今日はエルサレム旧市街に。
まずは、聖墳墓教会。
ゴルゴダの丘に建てられたという由緒正しき教会。
中は豪華絢爛、それに輪をかけているのが
カトリック、ギリシャ正教等各宗派で共有した空間である為か
装飾を競い合っているようにも思える。

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ムスリム地区のアラブ街。
この後にイスラエル兵士3名相手にアラブのおばちゃんが
大声で罵っている光景を見る。
非番の兵士・警官ですら外出時武装する国。
物騒というより、日常生活においても
テンションが異常なほど張り詰めた国。

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エルサレムのいたるところから見ても
金の屋根が素敵な岩のドーム。

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旧市街からオリーブ山を望む。
オリーブ山とは、
イエスが頻繁に訪れ祈りを捧げていた
「ゲッセマネの園」を内包する旧市街の向かいの山。

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オリーブ山の麓の万国民の教会の美しいモザイク
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オリーブ山を登り、今度は旧市街を望む
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オリーブ山の急な坂を登ると昇天教会があり、その中の祠(ほこら)
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そして、祠の中には.....舌の写真は何だと思いますか?
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キリストが昇天した際に岩についた足跡とか。(苦笑)

オリーブ山のマグダラのマリア教会内から岩のドームを望む。
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イスラエルに入り、主にキリスト関係の史跡を訪ねたが、
エルサレムはまさに生きた歴史の宝庫。
キリスト教とは縁が深い人生にあって、
感慨深い旅となった。

この旅で初めてイスラム、アラブの世界をも垣間見、
そして、聖地エルサレムでは異様なまでも
様々な宗教宗派が同居していた。
ひとつの国の中、ひとつの街の中で
日常生活においても、ここまで緊張感を強いる地域はなかろう。
世界の縮図を見るようであった。

1996年12月 9日 (月)

ベツレヘム~イスラエル~

ヨルダンからイスラエルへ乗合バスで入国する。
窓の外はヨルダン西岸の国境アレンビー橋。
橋といっても川に水は流れていない。
ヨルダンから陸路でイスラエルに渡る2つのルートのひとつ。

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イスラエルの入国審査は日本人には厳しいと聞くが
入国審査の際、自動小銃小脇にした女性兵士に
「武器を所持しているか?」と真顔で聞かれたのには驚いた。
とにかく、入国段階からピリピリした緊張感ある国。
入国前からあまり気持ちよくない。
パスポートにイスラエルの入国スタンプを押されると
そのパスポートではシリア等アラブ諸国に行けなくなるので
スタンプは押さないでもらう。

ここからは、イスラエルの乗合タクシーに乗る。
料金で物価が跳ね上がったのがわかる。
パレスチナ自治区のエリコ近郊を通る。

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乗合タクシーはエルサレム旧市街そばのダマスカス門そばに到着。
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手ごろなホテルを見つけた後、
ベツレヘム訪問のバスに乗る前に主だった博物館、施設を見学。
ヤド・バシェム ナチスの虐殺に関する歴史博物館。
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午後からベツレヘム生誕協会へ
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生誕教会内の階段を降りていくと
イエスが生まれたとされる場所が祭壇となっている。
フェイクなのは明らかなのだか、
歴史と信仰の情念が混じりかもし出す様は
なぜか神々しい。
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夜は知り合ったバックパッカーと中東料理の夕食。
一人旅は、誰彼を誘わないと
レストランで満足な食事が取れないのが玉に瑕。
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多宗教、政治、軍隊..何かにつけ、緊張を強いる国。
気疲れの為か、夜は熟睡。

1996年12月 7日 (土)

ぺトラ~ヨルダン~

ぺトラは数キロ四方の岩山のあちこちに壮大な遺跡が点在しており、
険しい岩をよじ登り、または這いずり降りると
ウワァっと目の前に巨大な遺跡が拡がり現れる、
という演出に凝った街造り。

例えば、都市の入り口は
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深い谷間をトボトボ歩き

数分歩くと、何やら、建物が...
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そして、有名な遺跡が!といった按配。
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しかも、この谷間の途中、岩盤の左右には上水道用の樋(とい)配管が設置されたりしております。

この遺跡、映画『インディ・ジョーンズ最後の聖戦』の撮影でも使われていましたが、
中はガランとした部屋が一室あるだけで、映画のような洞窟はありません。

この日のぺトラは訪問前に珍しく雨が降り、
遺跡の岩色がいっそうピンクに染まり、
「バラ色の都」の呼び名通りのものでした。
後年の再訪時は、残念ながらこの色合いは楽しめず
何よりも入場料金の高騰に驚いた次第です。