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1988年3月17日 (木)

アルプバッハで無駄足@Alpbach

ヨーロッパで一番美しい村、アルプバッハ(Alpbach)に行く。一帯は木造建築しか認められておらずチロルの木造重層構造による街並みは見事。しかし、なんとここは家々に飾られた花々がキレイ故にヨーロッパで一番美しい村と言われていることが発覚。つまり冬は全くもってNGw。インスブルックからバスを乗り継いでまできた自分の勉強不足を恨みつつ、日記にはスキー場が景観を損ねていたとボロクソに書いてあるw。

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1988年3月16日 (水)

バート・アウスゼーでオリエント急行@Bad Aussee

ザルツブルグでモーツァルトの生家やらお城を見た後、ザルツカンマーグートへ。バス→ザンクト・ギルゲン(St. Gilgen)→バス→バート・イシュル(Bad Ischl)→列車→バート・アウスゼー(Bad Aussee)と移動したと記録にある。当時の日記には、バート・アウスゼーの駅から偶然オリエント急行に乗ったとあるが本当だろうかw。確かに路線ではこの辺りを通過しているようだが。
写真はそのバート アウスゼー駅(Bad Aussee Station)。調べてみると以下の記事があった。当時は駅にホームがなくて皆で凍った路面に一度降り、荷物を持って列車を乗換えたりしていたw。

http://s.4travel.jp/review/10353288/
アットナング・プッハイム→ハルシュタット→バートイシュル→シュタイナッハ・イルドニング線の途中駅です。1829年、皇帝の息子がこの地の郵便局長の娘と恋に落ち、周囲の反対を押し切って彼女と結婚しました。彼は妻との連帯を表すために「ゲヴァント」というカラフルな民俗衣装を身に着けました。これによって避暑地として知られるようになったそうです。駅舎はかなり立派ですが、街の中心からはやや離れています。

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1988年3月13日 (日)

Wiener Kammerphilharmonie @Wiener Konzerthaus,Vienna

演目
バッハ ヨハネ受難曲

福音史家 テノール ペーター・シュライヤー
キリスト ロナルド・ハーマン
ソプラノ マーガレット・マーシャル
アルト クリスタ・ルードヴィッヒ
バリトン オラフ・ベーア
指揮 ワルター・ハーゲン・グロール
ウィーン・カンマー・フィルハーモニー
ウィーン・コンツェルトハウス

J.S.Bach Johannes-Passion
Tenor [Evangelist]:Peter Schreier
Bass [Jesus]:Ronald Harman
Soprano:Margaret Marshall
Alto: Christa Ludwig
Baritone: Olaf Bar
Con) Walter Hagen-Groll
Wiener Kammerphilharmonie
@Wiener Konzerthaus

午後からヨハネ受難曲を聴きにコンツェルトハウスへ。感動したのはホールの響き!響きつつも音が抜け、近代的なホールのような耳に飛び込んでくる。キンキンした音がいっさいない。このホール、大味な音と評するコメントも聞いたことがあるが自分としてはコンセルトヘボウに次ぐ好きな音響であった。シュライヤーの朗々としたやさしい声音にバッハ受難曲を更に好きになる。

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Wiener Philharmoniker @Wiener Staatsoper,Vienna

演目
ブラームス 悲劇的序曲
エルンスト・クルシェネク 交響曲 パラス・アテネ
シェーンベルグ ワルシャワの生き残り
指揮 G・アルブレヒト
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
語り マクシミリアン・シェル
ウィーン国立歌劇場

Brahms:Tragische Ouverture
Claus Helmut Drese:Gedenkworte
Ernst Krenek:Symphonie Pallas-Athene-Sinfonie
Arnold Schoenberg:A Survivor from Warsaw

Con) Gerd Albrecht
Sprecher Maximilian Schell
Wiener Philharmoniker
@Wiener Staatsoper

午前11時 ウィーンフィルを聴きにオペラ座へ。現代音楽中心のプログラムのためか4,5階席には聴衆はいない。TV中継されておりドイツ語の楽曲解説がいちいち入るが、意味がさっぱりわからないので解説はちょっと退屈、と日記にはある。ナレーターはこの曲目にして、なぜかナチ将校役の多かったマクシミリアン・シェルw。

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1988年3月12日 (土)

ウィーン郊外でベートーヴェンの遺書とマーラーのお墓@Heiligenstadt, Wien, Austria

日記には雨と雪とある。午後からハイリゲンシュタット(Heiligenstadt)へ地下鉄とバスを使い「ベートーヴェンの遺書の家」に。写真は遺書を書いた部屋から窓からの小雨の降る庭と石造りの建物。悪天候と陰気な部屋に感慨を覚えるが、観光地化されすぎ興ざめの面も。
その後は、グリンツィング(Grinzing)のマーラーの墓へ。墓地で迷い、墓参りに来ている老夫婦に尋ねると、マーラーは知らんが、事務所の場所をあそこだと教えてくれ、そこにあった区画図でなんとか墓前にたどり着いた次第。さほど立派な墓でもなく、そもそもたくさんの人が訪れる訳でもないので、人気も少なくなんともよい雰囲気。ただ、写真のように雪は本格的に降っており、とにかく寒かった。

ちなみにベートーヴェンの遺書は青空文庫Kindle版で無料で読むことができる。
http://www.amazon.co.jp/ベートーヴェンの生涯-03-ハイリゲンシュタットの遺書-ebook/dp/B009NLXSKG/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1356821621&sr=8-1

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R.Strauss:Ariadne auf Naxos@Wiener Staatsoper

演目
R・シュトラウス:ナクソス島のアリアドネ
指揮)ハインリヒ・ホルライザー
ハインツ・ホレチェク|スチュワード
ウォルター・ベリー|音楽教師
アン・マレー|作曲家
クラウス・ケーニッヒ|テナー/バッカス
アントン・ウェントラー|役員
ハインツ・ツェドニク|ダンスマスター
アレクサンダー・マリー| wigmaker
ヤロスラフ・スタインク|召使い
エディータ・グルベローヴァ| Zerbinetta
グンドゥラ・ヤノビッツ|プリマドンナ/アリアドネ
@ウィーン国立歌劇場

R.Strauss Ariadne auf Naxos
Dirigent )Heinrich Hollreiser
Filippo Sanjust | Inszenierung und Ausstattung

Heinz Holecek | Der Haushofmeister
Walter Berry | Der Musiklehrer
Ann Murray | Der Komponist
Klaus König | Der Tenor/Bacchus
Anton Wendler | Ein Offizier
Heinz Zednik | Ein Tanzmeister
Alexander Maly | Ein Perückenmacher
Jaroslav Štajnc | Ein Lakai
Edita Gruberova | Zerbinetta
Gundula Janowitz | Primadonna/Ariadne
Georg Tichy | Harlekin
Franz Kasemann | Scaramuccio
Rudolf Mazzola | Truffaldin
Petros Evangelides | Brighella
Margareta Hintermeier | Dryade
Noriko Sasaki | Echo
@Wiener Staatsoper

未だに耳に残るグルベローヴァのツェルビネッタ高音コントロール!今眺めてみても歌手人がとても豪華です。

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1988年3月10日 (木)

あこがれのウィーン

前日のグルダのコンサートの後、
深夜23:35にミュンヘンを発ち6:30ウィーン着。
憧れのウィーンに着くも
駅から中心部へ歩く途中
車が多く、工事もアチコチでやっており
うるさく埃っぽい。

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リンク側にホテルを見つけ荷物を預けた後
 本日のウィーン交響楽団
 13日午前のウィーンフィル
 13日午後のシュライヤーのヨハネ受難曲
のチケットを購入。

その後、オットー・ワーグナー カールスプラッツ駅を観る。


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その次はセセッションへ。

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ベートーヴェンフリーズでは、
巨大な壁画を前に
とうとうクリムトに出会った気がし、
30分以上ボーッとしてしまう。
現在の展示はかなり修復された後らしい、
コンクリートに直に描かれたためその原形は
ところどころボロボロ崩れていた。

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その後、美術史美術館へ
ルネッサンス絵画の宝庫
ルーベンスとブリューゲルも充実。

Ravel:Bolero @Musikverein ,Vienna

演目
ラベル:ボレロ + 曲の解説
指揮)G・アルブレヒト
ウィーン交響楽団
@ウィーン楽友協会

Ravel:Bolero
Con) Gerd Albrecht
Wiener Symphoniker
@Musikverein

ムジークフェラインは想像よりかなり狭くて、床は抜けそうなくらいギシギシしているのが意外であった。木管の音色がとにかく美しく響くホール。演奏のほうは演目にボレロが一曲だけでおかしいと思ったら、なんと曲の解説50分が含まれての演奏会。途中、テンポを落としてみたり、トスカニーニ風に演奏したり、転調の箇所をわかりやすく説明してくれたり、と言葉はわからないなりに楽しめた。

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1988年3月 9日 (水)

Münchner Philharmoniker@Gasteig Munchen

演目
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番 op.58
F・グルダ Concerto for Myself
指揮/ピアノ)フリードリッヒ・グルダ
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

Beethoven:Piano Concerto No.4
F.Gulda:Concerto for Myself
Con/Piano) Friedrich Gulda
Munchner Philharmoniker
@Gasteig Munchen

来日の少なかったピアニストで、録音はよく耳にするが、後にも先にもライブはこの時が最初で最後となったフリードリッヒ・グルダ。ガスタイクホールは舞台に向かって客席がV字になっており、構造は独特だか響きすぎず音響は悪くないと感じた。

オケのメンバーが揃い、いよいよグルダが入場。黒のハイネックにバンダナを頭に巻き、風来坊のような足取りでピアノに向かうとすぐに弾き始める。ピアノの音色は、ポリーニのように綺麗ではないが楽しいワクワクするような音。生でグルダの音を聴き、感じたのは録音では音がキラキラしすぎ、もっと柔らかな音であった。
そして、自作を弾き振りでの演奏。身体をゆすり身体全体を使って、指揮をしており、迫力ある指揮っぷり。ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番は、そつなく見事。一方、自作の「Concerto for Myself」は、肘で鍵盤を叩いたり、笛は吹くは、踊るはで、おおハシャギ、観客も演奏中に拍手や笑い声が絶えず楽しい曲と思いきや、ソロあたりからぐっと引き込まれる。どこか世紀末的、ショスタコービッチのようなシニカルな部分を中盤は感じた。だが、最後は南国のリズムにも似たハッピーエンド調で演奏は終わる。
グルダはその後、一度だけ来日したらしいが、残念ながら、その機会を逃し、彼もまた今は亡き人となってしまった。


1980年完成なので当時はまだそう日は経っていなかった、このホール。さんざん音響の悪評を聞いていたが、さほど悪くない。あれから20年あまり、今はどんな音がするのだろう。
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当日のパンフ
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1988年3月 5日 (土)

Münchner Philharmoniker@Gasteig, Munchen

演目
ショスタコービッチ:交響曲第9番
ペンデレツキ:ケルビム賛歌
ペンデレツキ:黒い仮面
指揮)クシシュトフ・ペンデレツキ
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

Shostakovich:Symphony No.9
Krzysztof Penderecki:Lobgesang der Cherubim
Krzysztof : Die schwarze Maske
Con) Krzysztof Penderecki
Munchner Philharmoniker
@Gasteig Munchen

ショスタコの9番はこの時初めて聴いて、その虜に。ショスタコービッチは大仰で長いイメージもあったが、マーラーにつながるようなキッチュな面白さもあることを知った貴重な演奏会。

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1988年3月 4日 (金)

Rossini:Mose @Bayerische Staatsoper,Munchen

演目
ロッシーニ 歌劇「モーゼ」
指揮)ウォルフガング・サヴァリッシュ
バイエルン国立歌劇場管弦楽団/合唱団
@ミュンヘン国立歌劇場

Rossini:Mose
Pier Luigi Pizzi
Ruggero Raimondi
Eduardo Villa
Bodo Brinkmann
Francisco Araiza
Friedrich Lenz
Gerhard Auer
Cornelia Wulkopf
Carol Vaness
Doris Soffel
Kurt Moll
Con)Wolfgang Sawallisch
Bayerische Staatsorchester
@Muenchen Bayerische Staatsoper National theater


これも今にしてみるとずいぶん豪華な歌手陣だなぁ。調べてみたところ、当時のライブCDもでていた。モーゼは今でこそ、メジャーだけど、当時は対訳もあまりなく、ミュンヘンオペラの記憶は演目内容と共にちょっと薄いのが残念。記憶にあるのが初老の日本語の話せる劇場案内係の方。なんとも気さくで東洋人の素人小僧にもとても親切で、昨日のバレエも来てたね、なんて話しかけられたのは今でも覚えているw。席は写真でわかるようにまさしく天井桟敷。音がよかったのは記憶にある。

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1988年3月 3日 (木)

Adam Giselle @Bayerische Staatsoper,Munchen

演目
アドルフ・アダン:ジゼル
ミュンヘン・バレエ
バイエルン国立歌劇場

Adolphe Adam Giselle
Bayerisches Staatsballett
Bayerische Staatsoper

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1988年3月 2日 (水)

シルミオーネでローマ遺跡@Sirmione

シルミオーネ(Sirmione)はガルダ湖 (Lago di Garda)の南岸から湖に突き出た半島にあり、丘の上に立派なローマ時代の遺跡がある。氷河に削られた周囲の景観、オリーブ畑、青い湖と遺跡とのコントラストが見事。思えば、ここが遺跡に関心を持ったきっかけのような気がする。この後の旅行からメキシコやシリア、ヨルダン遺跡と綺麗な風景に惹かれていった。

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1988年3月 1日 (火)

Rossini:L'italiana in Algeri @Teatro Filarmonico,Verona

演目
ヴェローナ
ロッシーニ:アルジェのイタリア人
指揮)カルロ・リッツィ
フィラルモニコ劇場、ベローナ

Rossini:L'italiana in Algeri 
Direttore Carlo Rizzi
Sesto Bruscantini
Marzia Ferraro
Paola Fornasari Patti
Maurizio Comencini
Giuseppe Riva
@Teatro Filarmonico,Verona

ベローナには有名な野外劇場だけでなく、こんなに立派なオペラハウスがあります。
以下にこの時の動画(L'ITALIANA IN ALGERI (prove))を発見w。
http://www.facebook.com/video/video.php?v=1806213996606&oid=37347724562

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